実村 文 (theatre unit sala) 2020年8月7日 00:14 夏目漱石の『こころ』。主人公の若者が、「先生」が死ぬつもりだと知って、病気が重いお父さんを置いて汽車に飛び乗るのを非難する人がよくいる。違う。そこがかなめなんだ。これは「大切な人ふたりの死の、どちらにもまにあわない」という小説だ。まにあわなかったことがある人にしかわからない。 いいなと思ったら応援しよう! 私の記事はすべて無料です。サポートも嬉しいですが、励ましのコメントはもっと嬉しいです。他の方にオススメしてくださるともっともっと嬉しいです。また読みにいらしてください。 チップで応援する #こころ #夏目漱石 #小説の感想 #眠りながら考えた 2