【歌詞】散る桜 残る桜も 散る桜

どこか不憫ふびんに見える桜
今日も私 佇たたずんでる
朝日を待つ 瞳はどこを眺めてるんだろう?

春もこんなに寒がりだから
たまにあなた抱きしめてよ
曖昧あいまいにしか愛せないあなたに願った

着信で起きたふりをして出たの
待っていたことを伏ふせるために

可愛くなくてもいい

散る桜 すべてじゃない
だけど 残る桜もいづれ散っていく
私らしく あなたらしく 愛したとしても
口を噤つぐむように春は去る


可憐かれんな桜も寂しそうに
未明みめいの中 俯うつむいてる
愛した人のあの姿 儚はかなさが綺麗きれい...

ずいぶんと涙もろくなったから
会話の裏でコソッと泣いた

見られたくないものよ

散る桜 春も終わる
だから 残る桜もいづれ散っていく
憐あわれなこと 刹那事も 疾とうのものがたり
若かりし頃の淡いかりそめ


歳月さいげつが経ち また一段と大人になった
私でも恋は慣れない
池に映った桜の顔にだいぶシワも増えたけど


散る桜 すべてじゃない
だけど 残る桜もいづれ散っていく
私らしく あなたらしく 愛したとしても
口を噤つぐむように春は去る

散る桜 愛は深い
そして 残る桜もいづれ散っていく
忙しなくて 生きづらくて 愛したことさえ
口を噤つぐむように春は去る

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