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初期ノート

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16~23歳までの主に様々な障害を持つ人達と過ごし、相手の心の深くまで潜る経験の最中に書き継がれと言うより殴り書きの様な断片が莫大に残された。20数年後の今、それらの言葉を改めて…
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「初期ノート」について

「初期ノート」について

さて、このページ自体が久しぶりになってしまったが、お知らせを。
僕にとってとても大きな決断をした。

少し前に大量のメモ、ノートの存在を明らかにした。
フィールドノートと呼ぶには中身は内省的、哲学的なもので、具体例を殆ど使っていない。
しかし、このノートは現場の中から真っ只中から生まれた言葉で埋められている。
ここで言う現場とは様々障害を持つ人達との共同生活の時間を主とする。その中から更に抽出した

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初期ノート 1

16才から23才くらいまで、主に障害のある人達との共同生活で、彼らの心と向き合う日々の中で書かれた断片、メモ、詩、時に文通の一部、それらがノートに残されていた。殆どは紛失されてたり、処分されたり、残されているのはほんの僅かだけど、それでも量としては相当なものになる。
全部が価値のあるものではないけど、掘り起こし、解読していけば、面白い内容も沢山ある。
人間と世界の謎を解明し、その可能性の力を取り出

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初期ノート  2

初期ノート 2

これはフィールドノートと呼べるものである。
最初に公開した1は、ほぼ時系列に書き写したけど、今回のは編集の手を加えある程度纏めている。
16歳から19歳までの3年間の断片の中からテーマ的に共通するものを。この3年はかなりの距離と場所を移動し続けて沢山の人に会っているが、ノートのテーマは殆どが信州での実践から生まれた言葉である。
人間の潜在意識と言うものに触り続けた記録である。
この様な実践、視点、

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