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幸せとの決別。

薄暗い廃墟で目を覚ました

よく見知っているそこで僕はどれほど眠っていたのだろう

何日?

何週間?

いや…もしかしたら何年かもしれない。


周りには見知った武器と銃弾が数発。

スコープ越しに華やいだ通りを覗いた。

明るい笑い声と色彩が平和を物語っていた。

ここからはそんなに離れていない。

なのに世界がまるで違う。

薄くホコリののった床と覗いたスコープ。

過去が蘇る。

仲間を失った僕はもう一度スコープを覗く。

明るい笑い声が響くそこに。

終わりを告げるように銃声がなった。

幸せの終わりと。

僕の始まりだ。

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kashumin
いつの日か自分が紡いだ言葉が誰かを救う一言になったらいいなと思っています。 宜しくお願いします。