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物語をつなぐ「江戸東京野菜」雑司ヶ谷かぼちゃ、その後

江戸東京野菜「雑司ヶ谷かぼちゃ」復活の物語。

↓こちらのその後です。

冷蔵庫の片隅から見つけた、多分雑司ヶ谷かぼちゃの種5粒。

私の畑で上手く育たなかったら、雑司ヶ谷かぼちゃは絶えてしまう。

そうならない様に、埼玉で無肥料無農薬で野菜作りをしているNAMIKOさんに、1株託した。
その成長の様子を、
私がnoteの記事にする前にNAMIKOさんが記事にしてくれた。

「きゅうりだったらどうしよう?」

って心配した種は、雑司ヶ谷かぼちゃだった、良かった。

そして、大きく立派に育ててくれた。
1株の苗から3個成って、そのうちの1つを送って頂いた。

肝心の私の畑の雑司ヶ谷かぼちゃは?

今年もイノシシにいたずらされたり、
暑すぎて、中々花が咲かなかったり、
雑草の海にやられそうになったり、

それでも畑の3分の1を占領するぐらい、元気に大きく広がって、3株の苗から5個実が付いた。(NAMIKOさんに比べると出来が悪いなぁ)

まだ青い
オレンジになりはじめて
広がるかぼちゃ
収穫までまだ、もう少し

そのうち一番早くオレンジ色に色づいた物を収穫した。

手前がNAMIKOさんが送ってくれた物、どちらもいい色

埼玉で育った雑司ヶ谷かぼちゃと
小田原で育った雑司ヶ谷かぼちゃ、2つを「雑司ヶ谷かぼちゃと鎮守のスイーツ祭り」の開催場所となる、大鳥神社さんに奉納させていただく事にした。

雑司ヶ谷土地開発の役員をしている奥様Mさんを介して、無事に大鳥神社さんの手に渡った。責任を果たした、一安心。

「こんなに大きいの!」

宮司様ご夫婦はびっくりされていたと言う。
江戸の時代には雑司ヶ谷で盛んに作られていた雑司ヶ谷かぼちゃは、今では地元の人も見た事がないのだろう。そもそも雑司ヶ谷のある豊島区には、農家さんがいないと言う。雑司ヶ谷茄子は練馬区の農協さんに委託して、苗を作ってもらっているが、雑司ヶ谷かぼちゃは、私達以外、作っている人はいない。

2つ奉納したかぼちゃのうち、
1つは神社にお飾りして、地元の皆さんに見ていただき、もう一つは食べてもらいたい、と宮司様の奥様がおっしゃる。

15日に神前にお供えしてくださった、立派

どんな食べ方がいいのかと聞かれ、

「やっぱり煮物かいいんじゃないかなぁ?」

お祭りでは、お弁当やスイーツの販売もある、それに混じってお料理してほしい、と頼まれた。(その場で作って提供するなら、保健所の検査はいらないらしい、保健所の不思議?)

雑司ヶ谷かぼちゃを育て、料理して食べてもらう!なんか素敵な物語。

NAMIKOさんは、
雑司ヶ谷かぼちゃは育てやすかったので、種取りして、ご近所に配ってくれると言う。

「江戸東京野菜」雑司ヶ谷かぼちゃの物語は続いていく。

育てる楽しさ、食べる楽しさと笑顔が見える未来がある。

楽しみだ。

そんな、
「雑司ヶ谷かぼちゃと鎮守のスイーツ市」は今月20日、雑司ヶ谷大鳥神社で開催です。

猫さんは
目白のお土産屋さん「スリーフ」さんで、はちみつ販売のお手伝いと、
雑司ヶ谷かぼちゃをお料理しております!美味しくなーれ💕

ご都合つく方は、是非遊びに来てくださいね。

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