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復職して3ヶ月後に心が折れたワーママの話

こんにちは!さくら(@SAKURAs_letter)です。
とてもお久しぶりの更新となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

私は2021年2月末に第2子育休から復職をして、現在は時短勤務で働いています。仕事に復職してからちょうど3ヶ月が経過しました。順調に仕事にも慣れ、基本的にはリモートワークで出社頻度も少なく、順風満帆という出だしではありましたが、復職3カ月を経過したある日突然ぽっきりと心が折れてしまいました。

世の中には復職に際してどんな準備をするといいのかという話や、復職後の仕事と育児の両立をどう乗り越えるかのHOW TOに関する情報は沢山出ています。しかし肝心の「いざ復職してみてどうだったか?」に関して正直にありのままを記載したものはあまりないな、と感じています。

今回は同じ気持ちになったワーママの方々やこれから復職を控える方々の少しでも糧になればと思い、記載することにしました。どなたかの参考にになれば嬉しい限りです。

1)復職する前に決めた自分との約束

2人目の育休復帰は上の息子が4歳年少の終わり。下の子が2歳になったタイミングで復職しました。最後の育休だからと思い、できるだけ子どもと沢山過ごしたいという気持ちと育休中に本業以外での柱を1つでも作りたいという思いもあって、2年間お休みをいただきました。

育休期間中はどのように過ごしていたのか、については過去のnoteの記事をご参照ください。

復職前に1つだけ決めていたことがあります。

”本業の時間は9時−16時の時間以外はやらないと割り切ること”

復職するにあたり、時短勤務制度を使って戻ることにしました。勤務開始時間が選べるため、極力夕方に余裕を持たいということもあって、9時から16時という勤務時間を選択しました。

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決めたこのマイルールは1人目の育休からの復職時に、お迎え後も社用携帯を肌身離さず持ち歩き、ご飯を食べながら、子供と遊びながら、寝る前の準備をしながら、常に携帯を見ながら過ごしていたことを後々振り返って後悔したため、自分との約束ごととして決めていました。

2)実際に復職してみてどうだった?

復職時の配属は育休に入る前の職場にそのまま戻ることができました。メンバーはほとんど変わってしまっていましたが、仕事自体は以前もやっていた業務に従事することができました。

一緒に働く同僚の中にワーママはいませんでしが、幸運なことに直属の上長も2人のお子さんをお持ちのワーママで、ワーママとして働くこと、また時短勤務で働くことにはとても理解があり、十分すぎるほど幸せな環境だと思っています。(それは今でもそう感じています)

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ですが、今回誰に何をされたわけでもないのに、業務にも働き方にも生活リズムにも周りの人間関係にも慣れてきた復職3ヶ月のタイミングで私の心はぽっきりと折れてしまったのです。

3)復職して3ヶ月何があったのか?

まず自分で決めたマイルール、

”本業の時間は9時−16時の時間以外はやらないと割り切ること”

これは大幅に乱れており、復職3ヶ月経過した時点では、お迎えぎりぎりの時間まで業務を続け、それでも終わらないので子供を寝かしつけた後に24時まで業務をしていることが週に何度かありました。

そもそも子ども達2人の保育園が別々ということもあり、保育園の送迎には時間を要します。(朝は夫と分担し、お迎えは分担か私がまとめてピックアップすることが多いです)
ワンオペで回されている方が多いと思う中、夫の協力が得られる方なので、それも十分恵まれているとは思います。

ただ、ぎりぎりまで業務をすると、子どもと過ごす時間そして仕事をしている時間以外に全く自分の時間はなく、「よしっ!15分空いたぞ!」という隙間時間は食料の買い出しや日用品の買い出しに追われていました。

大部分はアマゾンや楽天で日用品を頼み、買い物も生協を使ってはいるのですが、「あ!牛乳がない!」「歯磨き粉が切れてる!」といったちょっとした欠品が在庫管理をいくら徹底しようとしても発生するのが現状です。

また土日も子どもたちの習い事があるため、その送迎と基本的に休日はお昼寝をしないので、夕方にまで遊びに付き合います。すると20時くらいには疲れ果て、一緒に寝落ちというのが日常です。

もちろん子どもたちの習い事は子どもたちが楽しんでいるのと同時に、私自身も子どもたちの成長する姿が楽しく通っているので、送迎自体は苦ではなく、一種の気分転換でもあります。

そうこうして、やらなければいけないMUSTに日々埋め尽くされ、メリハリのない平日と休憩がない休日を終えて、復職して3ヶ月が経過。大好きだった韓国ドラマを観たいという気持ちも起こらなくなり、大好きな本も手に取ることさえ嫌になり、やっと予約して手に入った図書館の本も開けずに2週間たち、ただ返却する・・という事態に気づけばなっていました。

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子どもたちへの対応も2歳の娘のイヤイヤにはイライラして怒ってしまい、4歳の息子が自分からドリルをしようと持ってきても「今日はいいよ」と私から却下してしまうこともある、というどうしようもない始末。

心が無になり、何をする気も起きず、「あぁ、疲れた、何も楽しくないな」と思うところまできてしまいました。

4)心が折れた最大の要因は?

こんな状態ではまずい!ということで、仕事を調整し、急遽有給を使って、すべてシャットアウトし、一日ぼーっとしてみることにしました。

今回心が折れてしまった最大の要因はズバリこれ。

自分で決めたマイルールを守れず、自分時間を捻出できなかったこと

なぜ自分で決めたマイルールを守れなかったのか?

それはただ単に「周りからの見られ方をとても気にしてしまっていた」のだと思います。

”時短勤務だから周囲から仕事していない人と思われないかな?”

”この案件返信ないけど、この人大丈夫と思われていないかな?”

”しっかりコミットメントしてくれる人だと思われてもらえているかな”

そんな自分の気持ちが見え隠れして、ずるずると自分が最初に決めたマイルールを誰が何をいうでもなく、変えていっていたのは私自身です。

その結果、16時を超えても”この人は対応してくれる人”認定が自然につき、

”終業後なのにすみません、●●の件なのですが〜”

と、どんどん連絡が入るようになり、芋づる式に対応案件が増えていくのでした。

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でも立ち止まって考えます。

たとえ16時きっかりで上がってしまう人、だとしても、いつも期日までにしっかりとやるべきことをやっていて、その人自身がいま何をしているのかが明確であれば、周囲がそう簡単に悪い見方をすることってないですよね。

周囲からの”信頼”をいつでも臨機応変に対応してくれる人ではなく、任せられている業務をいつもしっかり期日までにやってくる人という”安心感”で得ていくのが、仕事とのうまい付き合い方だと確信しました。

5)見直したこと

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今回大きく見直したのは下記2点。

その1)マイルールに立ち戻り、16時でしっかり業務終了をする

リモートワークがメインなこともあり、毎日勤怠連絡を全体チャット(スレッド)にしているのですが、16時がきたタイミングで退勤連絡をするように当初のマイルールに戻しました。

その2)その1を実践するために仕事全体のガントチャートを作成

結局突発的な案件が押し寄せると、案件の優先順位が狂ってしまったり、いざタスクを進めると想定以上の工程が発生することがわかり、結局スケジュールが後ろ倒しになり、残業が発生する・・ということが重なっていました。

まずは自分のタスクを全て洗い出し、エクセル表に発生する小さなタスクまで記載。加えて、目指すスケジュールまで記載することにしました。

このガントチャート自体、作成するのに最初は時間がかかりますが、作ってしまうと毎日その工程表を開いて、次から次へと取り掛かるだけなので、考える時間を奪われない分、タスクがどんどん進んで行きます。

仕事がどんどん進むことは自己肯定感も上がるので、とてもおすすめです!

この考え方は尾石晴さんが書かれているライフシフト習慣術を参考にさせていただきました。今の時間の使い方を見直したいと思っているワーママの皆様におすすめの一冊です。


6)まとめ

今回私は2人目の復職時にも関わらず、1人目の時にあれほど抱いていた反省点を生かせず、今回とても苦しみました。ワーママであるかどうか関係なく、仕事との付き合い方、距離の置き方って本当に難しいなと思います。

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苦しいと思った時は一度思い切って立ち止まってみることを心からオススメします。

”時短だから使えないと思われないように頑張らないと!”

”成果を出して貢献しないと!”

その気持ちを持つこと自体は素晴らしいと思うのですが、気持ちが前に行きすぎて空回り、立ち止まる暇もなく、日々をなんとか乗り越えようとした結果、今回は心が折れてしまいました。

私の場合、時間のメリハリをつけて、自分時間を少しでも担保することが大事なことに今回気づくことができました。

何かを得ることは何かを失うこと、そして仕事も育児も家事もすべて100%こなすことはできません‥

ある子育ての講座を20年以上やっている講師の方が、

「子育て中、皆口を揃えて余裕がないと言っている。特に子どもが小さいうちは子育てしながら余裕がある、と言った人に出会ったことはないです」

とおっしゃっていました。

唯一人間に平等に与えられているものは”時間”と言われています。

その時間に追われるのも、追うのも自分次第。

人生100年時代、自分の機嫌は自分で取りながら、毎日を楽しみたいものです。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!

どなたかの参考になれば幸いです!

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