インテリアの仕事での大きな転機はミラノから
続きになります。
インテリアの仕事、私の仕事のキャリアで最初の大きな転機となった1990年ミラノ出張でのこと
前回とちょっとダブってしまいますが、いくつかを
遠い記憶が消えないうちに残します。
マッダレーナ・デパドヴァ邸でヴィコ・マジストレッティと共にディナーをご一緒できたわけですが、その時の私はまだインテリアの仕事を初めて3年目で、CassinaJapanでチーフコーディネーターと肩書きは最初からいただいていたが、このミラノ出張(パリ経由からの)で自分が何か大きなこと、交渉や打ち合わせなどしたワケではありません。ただ、この出張中で多くの方に会い、動き回り、立ち会った場所、見た聞いた全てがあまりに刺激的ですばらしく、短期間に多くを吸収できました。
このディナーは最終日でした。雑誌の取材を兼ねて同席できた幸運。
広くワンルームにとったギャラリーのようエントランスホールの奥のダイニングでの夢のようなディナーのあと
他の部屋をご案内いただきましたが
今まで見たことのないセンスの良さに圧倒されました。
1Fさらに奥のリビングルームあたたかい光が見えてきてその美しさに引き込まれました今も忘れられない感動的な光
さらに 中に入って見た シンプルなんだけど空間全体の絶妙なバランス決して真似できない一流のセンスそこでみたすべてずっと心に残っています
そして
翌年から日本でのデパドヴァさんとスタイリストのリーヴァさん来日イベントが2つあり担当しました 今後追って詳しく書きますが
それは実にすばらしい経験でした
彼らから得たものは多く深く大きい
才能と人間性
自分の未熟さを改めて知り
大切なことを学んだ多く
関わった方々はほとんど逝ってしまったけれど
整理中の古い写真にすてきな貴重な思い出がいっぱい
イタリアが恋しい そこにいた人たちが恋しい
追記
マジストレッティのファンの方々に心から感謝を込めて
ーー
この後戻ってインテリアの仕事に就く前のこと経緯なども書こうと思います
雑な文で恐縮ですが引き続き読んでいただければ幸いです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?