夏目漱石 「門」 1
夏目漱石 「門」 1
三四郎、それから に続く、夏目漱石の三部作と言われる物語、
それからの最後の場面、主人公の代助と三千代の恋の行方はどうなったのかと気になってl読み始めた。
主人公は名前を変えている。宗助。そして、お嫁さんと静かに暮らしている。お嫁さんの名前はお米。ちょっと地味な感じがする。
二人の生活ぶりは、もう高等遊民ではない。崖の下に慎ましく過ごしているようだ。朝早くから力に出て、4時まで帰らない宗助。書斎の書棚の中も見るに値する本はあまりないようだ。
そんな中で、宗助の弟小緑が現れ、頼母ごとはどうなったのかと続ける。宗助のマイペースのような暮らしが動き始めるような、そんな予感がしている。