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旅の荷物は「帰りが軽くなるように」段取るのが楽しみのひとつ

荷物が嫌いである。

だから僕は、旅に持っていくものを「帰りに減らせるもの」を基準に考える。
つまり、旅先で捨てられるものを持っていく、ということだ。

捨てられるものが限られるので、主に「布」である。
例えば、

  • ボロボロのパンツ

  • もう着ないよね、のシャツ

  • そろそろ世代交代かな、というハンカチやタオル

  • 穴が空く寸前の、靴下

こんなところだろうか。

数日間の旅では、これらを徐々に捨てていき、帰りの荷物を軽くするのだ。
寒い季節ならば、下に何を着ていようと、上着と靴さえちゃんとしていれば良い!という安易な考えが、荷物選定を行うのである。

一方、捨てられない電子機器は、厳選する。

  • スマートフォン

  • タブレット

  • キーボード

  • 電源アダプター

  • ケーブル類

  • 髭剃り

これでも多い気もするが、現地では調達できないものがメインだ。

こうして、旅の帰りの荷物が如何に減らせるか、が僕にとっての旅の醍醐味でもある。

問題は、帰る間際、持ってきたものは減るのだけど、厄介なのが買ったお土産や、もらったお土産である。(失礼である。)

願わくば、お土産はできる限りかさばらない、ペタッとしたパッケージにして欲しいものだ。
しかし、多くのお土産は立派な箱に入っている。

これらの荷物をどうしたものか、といつも思うのだが、ほとんどの場合は段ボールに詰め込んで、ホテルから自宅に送る。

そんなこんなで僕の中では、
「帰りは手荷物一個で帰る」
ことが、旅の満足感の大きな割合を占めているのだ。

旅の楽しさは、荷物の選定とパッケージングから始まる。

まあ、最後の最後で、空港に売っている魅力的なお土産がかさばるのは、仕方ないよねえ。

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