【雑】世界をみたい
「学校を卒業してあなた達が最初のクラスです」と大学を終えて、社会人スタートした関口先生の挨拶で授業が始まった。
私は10歳、私の通学していた小学校で英語の授業が新しくスタートした。
サラサラの長い髪の毛が印象的だった。話し方も優しくてこれからの授業が楽しみになった。
ABCに始まり
「My name is 〜」
「What is your name?」とか
「What is it?」
初めて聞く単語もいっぱいだった。
でも日本語とは違う発音が面白かった。
「キッチンタオルは一週間は洗わないの」とこんな話からスタートした、ある日の授業。学生時代にヨーロッパでホームステイをしていた経験談をしてくれた。
私→えっ、キッチンタオルは毎日洗うものだ!と母の日常から思ったこと。
「シャワーも軽く済ませるから体臭を消すために香水をつけるの」
→えっ、香水は日用品なのか?
「家の中は土足」
→汚れた靴で部屋に入るのヤバくない?赤ちゃんが部屋の中でハイハイするじゃん
毎回の授業では、英語以上に関口先生の体験談が面白かった。私が見ている日常はみんな同じじゃないんだと感じ始めた。
「あなた達の眼の前はほんの一部で世界にはいろんな人たちが違う生活をしているの。」と先生が言ったのを今でも覚えている。
いつか海外に行って違う生活をする、10歳の私はなんとなくだが心に決めていた。
私の未来に関わった関口先生は今どうしているだろう。
自分を受容できるようになったマインドフルネススキルを皆さんにシェアして社会に貢献していきたいです。これから色々なことを発信していこうと思います。サポートは、これらの発信活動と学びに使わせていただきます。