私が今までに購入したラノベの感想①

皆様ごきげんよう、桜井です。

前回のnoteで近いうちにと書きましたが、一ヶ月半が経ちました。人生を100年として見ると短いので問題ありません。

突然ですが、私は今までラノベを読んだ回数が圧倒的に少ないです。
覚えているのは『涼宮ハルヒ』と『デュラララ!!』くらいです。

「ジャンルとしてラノベを書いているのに、ラノベを読まないのはどうなん?」と突っ込まれそうですが、聞かなかったことにします。
何事も遅すぎることはないと思っているので、これからたくさん読んでいくつもりです。それで何卒お許しを。

前置きはほどほどに、今日はタイトルの通りのnoteです。
ここ数年は素晴らしいことにフォロワーさんが受賞して出版されることが多く、私も何冊か買わせていただいていました。
ただ、私は購入報告をしても読了ポストをしていませんでした。

なにも考えずに感想を書くと「エモすぎ」「最高」「(天を仰ぐ絵文字)」とオタク丸出しの文章になり、語彙力が消滅する未来が見えていたからです。
しかしそれは物書きとして大変よろしくない事態なので、今回このnoteできちんと言語化しようと決意しました。

ということで、今回は購入した作品の感想を書いていくnoteです。
(一方的に)仲良くさせていただいているフォロワーの皆様には、購入して感想を書くことでしか恩を返せないので!

だいたい購入順に紹介していきます。ときどき中身に踏み込むので、ネタバレを気にする方はご注意ください。

それでは始まります。


1. 啼かないカナリアの物語

作:綾村実草先生

カナリアちゃん、可愛いです。
早速語彙がなくなりました。もう少しちゃんと書きます。

この作品は平和でスローライフな異世界ファンタジーではなく、どちらかといえばダークファンタジー寄りの作品です。
というのも、登場する人々がとにかくカナリアちゃんに優しくないからです。様々な人間と思惑がカナリアちゃんに襲いかかります。
誰が言ったか、ハードフルストーリーです。

ただ、カナリアちゃんは作中で最強です。ドキドキする一面がありつつもとにかく安心して読めます。
ダークな一面もある中で、そこでスカッとした気分が味わえます。

そしてメシマズ系の女の子はもれなく可愛いフィルターがかかります。本編後の番外編は必見です。

2. さよなら私のドッペルゲンガー

作:新田漣先生

お次はさよンガーです。
全く話には関係ないですが、さよンガーの響きが好きです。 

ドッペルゲンガーに復讐するという一見暗く感じそうな物語ですが、そんなことありません。
こちらの作品は爽やか青春コメディです。見開き1ページで10回くらい笑わせてきます。
私も例に漏れず、ほとんど口角が上がりっぱなしでした。読むのは家をお勧めします。

鴨川デルタで墨染くんと見ず知らずの大学生たちが盛り上がるシーンがあるのですが、私もあんな馬鹿をやる青春を過ごしたかったです。いえ、さすがに脱がないです。言葉の綾ってやつです。

夏だから。その一言だけで動き出す墨染くんがとにかく本作の光です。
一緒に暑くなれるので、夏に読むのをお勧めします。

あとは本作を読んだら京都に詳しくなった気持ちになれます。いつか聖地巡礼がしたいです。

3. 落ちこぼれから始まる白銀の英雄譚

作:鴨山兄助先生

ー 1巻

とにかくアツい一冊です。
熱いキャラクターたちと熱い展開、歴代のニチアサを詰め込んだような作品です。
「こういうキャラいるよねー!」「そうそうこんなシーンが盛り上がるんだよー!」と思わず口にしていました。それくらい胸熱な展開が多いです。

今作はフレイアちゃんが圧倒的主人公です。
まっすぐ突き進んでいく系のキャラクター、私は非常に好きです。
レイくんが物語とともに成長する主人公なら、フレイアちゃんはすでに完成されている主人公です。完璧で無敵のヒーローです。

作中では伏線がいくつも張り巡らされていて、それがだんだんと積み上がってラストに向かっていきます。
クライマックスは熱すぎて脳汁ドバドバです。

王道なヒーローものを全力で楽しんだ気がします。

ー 2巻

マリーちゃん、たわわ過ぎる。だがそれがいい。
フレイアちゃん派だったはずがマリーちゃん派に危うく進みかけました。

今作もバトルシーンが多く、引き続きアツい展開が続きます。
そして伏線もいくつも張り巡らされていて、一ページ足りとも見逃せないです。

少し話は逸れますが、可愛い女の子がいかつい精霊と契約しているのっていいですよね。
ロリが巨大武器を振り回している姿が好きなのと同じです。みんな好きでしょ。

アツい展開の中にほんのり闇が見え隠れしていたり、思わずほろりとするシーンもあります。
それでも王道はいい。最高です。

4. スペル&ライフズ

作:十利ハレ先生

ー 1巻

ポンコツ咲奈ちゃん、嫌いな人おる?
お姉ちゃんのために物語とともに成長していく姿を、親になった気分で見守っています。

カードゲームもののラノベは初めて読みましたが、ルールも分かりやすく頭の中で簡単に映像化されていました。
遊戯王よりデュエマに近いなにかを感じました。いや、私が知らないだけで他のカードゲームかもしれません。忘れてください。

夜帳さんとの心理戦は作中で盛り上がる一大イベントでしたね。
「なるほどなー」と全てを分かったつもりで読んでしました。私が戦ったら絶対負ける自信があります。

そして私はミラちゃんが喋るたび、心の中でサイリウムを振っています。
おそらくファンサうちわを振っても無視されるでしょう。プリンのことを書けば反応してくれるでしょうか。

ー 2巻

リリリリちゃんが可愛すぎる。
脱力系ヒロインっていいですよね。「あーうんおっけー」みたいな感じで敵を蹂躙していく姿、よすぎる。しかもだいたい強キャラなんですよね。

このキャラクター可愛い!と思うのがスペルラシリーズは顕著に現れています。
それくらい女の子のキャラクターがバラエティに富んでいます。

しかし可愛いだけじゃないんです。高度な頭脳戦が最初から最後まで続きます。
油断していたらあれやこれやとあっという間に二転三転していきます。

あとはミラちゃんが本気を出すシーン、ぜひ漫画や映像で見たいです。
恋人じゃない、運命シリーズの一人として単騎で挑むシーンは必見です。
しかしあれで本気じゃないからミラちゃんは恐ろしい子ですね。やはりミラちゃんを推します。

5. 俺の背徳メシをおねだりせずにいられない、お隣のトップアイドルさま

作:及川輝新先生

ー 1巻

お腹が減りました。
小説を読んでいてこんなにお腹が減ったのは初めてかもしれません。ある意味夜中に読んではいけない小説のひとつです。

優月ちゃんのメシ堕ちシーンはとにかく私も幸せな気持ちになります。
鈴文くんの張り切る気持ちが非常に分かります。作ってくれたご飯を美味しそうに食べてくれるのってとにかく嬉しいんですよね。

アイドルと普通の女の子の間で揺れ動く優月ちゃん、やはり年相応の悩みを抱えているんだなと読みながら心が痛くなりました。
とにかくたくさん鈴文くんのご飯を食べて欲しいです。そしてたくさん堕ちて欲しいです。

他には三神先生があまりにもオタクで、勝手に親近感を覚えていました。
きっと私が早口のオタクくんになってるときはそんな風に見られているのだろうと内省しました。
しかし先生ほど可愛らしいお姿をしていないので、オタクくんらしくデュフっている気がします。

ー 2巻

うーんこれはいいメシ堕ち。

酒と鶏肉を食べてばかりの私は道徳メシを見習おうと思いました。ぜひ留々さんのレシピを参考にさせていただきます。
鈴文くんのレシピも作れるものばかりなんですよね。深夜に作れば同じように背徳感を味わえるでしょうか。

動物園でのシーンは優月ちゃんが可愛すぎて口角が上がりっぱなしですね。私もこっそりついていきたいです。
お弁当のシーンで加熱式弁当の存在を知りました。そんな便利なものがあったんですね。

留々さんも憎めないライバルキャラですよね。少し優月ちゃんへの愛が重いだけで。
姉ではない、衛本留々として優月ちゃんと向き合えたシーンはカツカレーなしには読めません。

一巻からさらに掘り下げられた二人の関係がどうなるのか。最後まで追いかけていきたいです。
コミカライズも楽しみにしています。

● まとめ

それなりに言語化できてよかったです。脳が疲れたので酒飲んで元気を出します。

タイトルにもある通り、今回は①です。つまり続きがあります。
まだ感想を書けていない作品がたくさんあるので、次もこのくらいのボリューム感で書いていく予定です。

「私も出版してるんだが?」と言うフォロワーさんがいましたら、私にぜひご連絡ください。速攻本屋さんに向かいます。

それでは次のnoteでお会いしましょう。
以上、桜井でした。

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