利休の茶室(上段付一畳台目席)

画像1

「上段付一畳台目席」

古い文献より引用。

元々は一畳半であったものを、太閤(秀吉公)御成の際、二畳に直して上段を付け、そこに床を付けた形だそうです。

上段の床には、掛物もなくし、刀を置けるようにした形。

炉の位置は隅炉から向切に切り替え、天井も低くし、躙口の位置も上段の横に直したようです。

いくつか利休がつくったという二畳敷とも異なる形、秀吉公に臨むための形式、異例の形であります。

(三千家の茶室をまとめています↓)

(茶室の間取りや復原図を元にしたグッズをつくっています↓)

・・

▼茶室建築のおすすめ本一覧です!↓


いいなと思ったら応援しよう!

茶室建築 Tea-Room
最後までお読み頂きありがとうございました🍵 記事にスキ(♡)を押すと、「茶室建築のおすすめ本」を紹介します(&励みになります❤)