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宗貞囲(そうていかこい)

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https://note.com/sakurada_wa/n/n9ebfdb10e366

三畳向切りの席です🍵

利休の嫡男である千道安の道安囲いを基調とした構成。

その特徴は、中柱を立て前方側に壁を立てる台目構えに対し、後方側に壁を立てて御点前の際は襖(火燈口)を開きます。

伝えによると道安は脚が不自由だったので、道具の運び動作のぎこちなさを客の目から隠すために壁をつくったのが始まりだそうです。

両者に共通するのは、あえて仕切りを隔てて客に対面する謙譲の心の表現です。

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