難聴を伝えるのに役に立ったこと
音は聞こえるけれど言葉として聞き取りにくい伝音性難聴の私は障がい者手帳を持っていません。聴覚障がい者ではないけれど、人が大勢いる場所やBGMの大きな飲食店では相手が何をしゃべっているのかサッパリわからず、宇宙語に聴こえてしまうので、コミニュケーションに困ることが多々あります。また見た目では聞こえにくいことが分かりにくいのです。
そこでやってみたことが4回目のワクチン接種を受けに行ったときのことです。
みんな大好きストレスなく貼り直しできるポストイット!
こちらの付せんを予約票の一番上に貼って持っていくことにしたのです。消えないように、そして視認性がある黒い油性マジックで伝えたいことを書いてみました。
\もう効果バツグン!/
みなさん、ゆっくり話してくださるのと指で数字を表現したり、方向を指してくださって助かりました。もし新しい用紙が増えても付せんを一番上の紙に貼り直してくださるので最後の人まで共有されてコミュニケーションに困ることは一度もありませんでした。
今までは口頭で伝えていましたが、それだと最初の方しか伝わらないこともあり何度も説明する必要があったんですよね。この付せんの活用方法は大きな病院で診察を受けるときにも便利だと思います。
難聴だと言っても手話だったり筆談だったり人によって対応してほしいことは様々ですし「自分はどうしてほしいのか」書いて伝えるのは一番分かりやすいかもしれません。
そして誰ひとり嫌な顔をせずに対応してくださったのも嬉しかったです。やはり心のどこかで聞こえにくいのは迷惑なのではないか?と思い込んでしまうこともあったので、難聴であること助けてほしいことは、なかなか言い出せませんでした。これからは、どんどん勇気を持って「助けてほしい」と言える人になろうと思いました。そして逆に「助けられる」人でもありたいなと思います。
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます。励みになります。