【中級】疑問をすぐにネットで検索するのをやめる
インターネット検索依存の人というのは、好奇心旺盛な人が多いです。
依存症の本質が「もっと新しい刺激を!」「新しいものを!新しいものを!」であるので、検索依存というのは、常に新しい情報を得ていたい、という渇望と考えることができます。
私は18歳ではじめてスマホを手にしてからというものの、疑問が浮かんだらすぐにGoogle先生に聞いて調べていました。
それが仕事のこととか、学業のこととかだったらまだしも、いつの間にかどうでもいいことまですぐに検索するようになってしまいました。
数か月前、家族となぜか私立医学部の話になって(医療従事者は家族に一人もいません)、「東京以外にある私立の医学部はどこに何があるのだろう?」という話になりました。
で、なかなか思いつかなくて、「大阪府にあったのは大阪医科大学と関西医科大学と近畿大学でよかったっけな……」と、すぐにスマホで検索してしまいました。
で、大阪医科大学は改編で大阪医科薬科大学という名称に代わった、ということがわかりました。
でも……、ぶっちゃけ、こんなことを知って、いったい何になるというのでしょうか?
すぐに検索できなくてもいい
同じようなことを思った人は他にもいたようで、カル・ニューポート『デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方』にも、以下のようなエピソードがありました。以下引用です。
そうです。「すぐに答えがわからなくてもかまわない」のです。
そもそも、そのすぐにGoogle先生に聞いたことって、いったいどのくらい覚えているでしょうか?
「疑問はすぐに辞書で調べる」みたいな習慣なんでしょうけど、むしろアビーがやっているようにノートにメモして後で調べればよくないでしょうか?