私のCA受験ストーリー④完

ひとつ前の記事です！

最終試験は、羽田空港の近くの会社ビルで行われました。 

 前日はもちろん寝れませんでした。笑 

 目を閉じていても、いろいろなことを考えてしまうのです。。。

 でもなぜか不思議と朝は頭がスッキリ冴え渡り、

よし！やるぞ！！！

と緊張しながらもやる気に満ち溢れた気持ちになりました。 

 午前中は身体検査。

身体検査は、CA試験っぽいな〜と思いながらリラックスして受けることが出来ました。

 ただ、その時に心が掻き乱される出来事が起こりました。笑 

 わたしの隣に座っていた受験生の子が、お喋りしてる途中に、 

わたしこないだ内定（もう一方の航空会社）もらったんだ〜♡だからリラックスして受けれる〜♡ 

 といきなり言い出してきたのです！！

 お、おおおお、おめでとう！

と伝えましたが、私は内心焦りました。

 なぜならば私の時は、最終試験は個人面接ではなく面接官何人かと受験生2人という面接だったので、この子と一緒に面接だったら、この子に全て持っていかれてしまう気がしたのです。。。

 私は緊張120%で挑むのに、彼女は余裕があるので50%くらいで面接に挑む感じ。笑 （私はここに落ちたらCAになれないのに〜） 

 てか今そんなこと言わないでええええ　泣

 申し訳ないですが、私は正直その子のこと一瞬で苦手だなあと思ってしまいました。笑 

みんな必死なのにそんなことをこの場所で言う必要ないですよね！？(T ^ T) 

（でも後にこの子と同期になります、普通にいい子でした！笑） 

 面接は違う子となりますように！！！

 と面接までの時間、真剣に祈り続けました。笑 

祈りが通じたのか、面接は違う受験生と一緒に受けることになりました。

 やったああああああ、誰だか分からないけど決めてくれた人ありがとう！笑 

 そして、迎えた最終試験！ ！

緊張しすぎて口から心臓が出るかと思いました。 

私、面接は割と得意だったんですけど、志望動機のところを、2フレーズくらいとばして言ってしまったんです。（そんなの初めてで、相当緊張してるんだなあと思いましたね）

 でも、個人面接ではなかったので、もう1人の子が答えてる時に必死に 落ち着け落ち着け！

 と心を落ち着かせることが出来ました。 

 最終試験だったので、ANAとJALの違いなど、どうしたら会社はよりよくなりますか？という難しい質問が多かったです。

 でもこの質問は、スクールの友達と何度も一緒に考えていたのでスムーズに答えることが出来ました！ （実際100問くらいの質問の答えを全部考えてノートにまとめたりして、何十回も面接の練習をしていました）

 最後に一言ありますか？ という質問にも、心から会社に入って貢献していきたいという熱い気持ちも伝えることができました。

途中熱が入りすぎて、なぜか涙が出そうになってしまいましたが、泣いてはいけないと思い涙を堪えました！

 そうして最終試験は終了。

 結果発表まで時間があったので、1人でいるのは落ち着かず、実家に帰りました。

 実家にいても結局は、結果が気になってしまいましたが、出来るだけ考えないようにしました。

 そうして、結果発表前日の日に家に帰りました。

 当日はソワソワして落ちつかなかったので、思い切って羽田空港まで行きました！笑 

飛行機を見てると落ち着くかなあと思ったのです（全然落ち着くことはなかったです笑）

 飛行機を見ながら携帯電話を握りしめていましたが、なかなか電話がきません。 

 すると！！ 羽田空港から帰ろうとした時、電話がなりました（；＿；）♡ 

電話をとった時に、会社の名前を言われてすぐ内定の電話だと分かったので、その瞬間から嬉しくてずっと泣き続けてしまいました。 

（採用担当の人は、内定の電話で就活生が泣いてしまうのには慣れてるといった感じでしたね笑）

 この時私は、入社したらなにがなんでも頑張るぞという希望に満ち溢れてました！ （今思うと1番心が綺麗な時期でしたね笑） 

にしても内定の電話は今でも忘れることが出来ない大切な出来事となりました。

 〜〜〜

私はご縁があって内定を頂けましたが、改めて就職活動は難しいなと思いました。

 テストとかだと勉強した分だけ結果が出るかもしれませんが、就職活動は面接官との相性やその日のコンディションや、運が関係するなあと思います。。。

 ただ、やらなくて後悔するよりはやって後悔した方がいいと思います！！！

 自分自身、試験の結果を待ってる時に、これだけやって落ちたら仕方ないと思えることが出来ました。

 2021年卒の方は今、航空業界も就職活動がどうなるかわからなくて不安な日々を過ごしてることかと存じます。

 私もNEWSを見た時は、とっても悲しい気持ちになりました。

 私が言っても慰めにならないかもしれないですが、航空業界は基本的に人が足りてないので、コロナが落ち着いて飛行機の運行も戻ったら、必ず採用が始まると思います。

 どうかその日が早く迎えられるように祈ってます。 

受験ストーリーはこれにて完。