認知症サポーターになりました
「認知症になってもあんしんなまちを目指す板橋区」認知症サポーターの講習会を受講し
板橋区認定
【認知症サポーター】となりました。
私の実家の両親は二人とも80歳を超えています。
70代までとても元気で頭も良く働くし孫の面倒も率先してみてくれて
フットワーク軽く旅行に行ったりさまざまな趣味の活動に参加したり
生き生き楽しそうに生活していました。
ところが80歳を超えた頃から父はたびたび体調を崩して何度も救急搬送🚑
入院を繰り返しどんどん弱ってきて現在は要介護2で長期入院中。
またそれを支えてきた母も「私がいなくては」と元気に前向きに頑張っていましたが腰を痛めたり手足が思うように動かなくなったりして
物忘れもだんだん多くなり要支援1「物忘れ外来」のお世話にもなるようになりました。
都内に住んでいる弟も頻繁に様子を見に来てくれるようになり、ケアマネさんともこの先の事を相談していますが、
人間には寿命がありどんなに頑張っても医療の力を借りても若い頃のように戻る事はなく
だんだんと衰えていく事を受け入れて
家族がどのようにより良い形で両親の人生の締めくくりを見守って支えていくかを考えなくてはならないのだ、と思いました。
最初のうちは、現状を受け止めることができず
「ずっと両親には元気でいて欲しい、お父さんやお母さんがボケてしまったりいなくなるなんて嫌だ!」
そんな風に思ってしまいましたが
生き物として自然な事を前向きに受け止めなくては、とだんだんと考え方が変わっていきました。
また、私は「健康マージャン」を通じてご年配の方とも触れ合う機会が多いし長年お付き合いしてきた地域の方もかなり高齢になってきた事を感じていました。
また私自身もまだ50代とはいえ、孫が生まれてそう遠くない未来、そういう日を迎えるんだなあと、
2-30代の頃は遠い先の「人ごと」のように考えていた年をとってからの衰え、認知症、そしてやがては一生を終えるのだ、という事を「自分ごと」として考えるようになりました。
認知症といってもまだ知らないことばかり。
父のお見舞いに行ったり電話で話したりして前のように会話が進まなくてどう対処したら良いのか迷ったり
母が間違いが多すぎることについ苛立って怒ってしまったり。
どうしたものかなあ?と思っていたところ認知症についての講習会を板橋区が行っている事を広報で知り申し込み、早速行ってまいりました。
認知症とはどういうものか
どう対処したら良いかなど
認知症サポーターの方々の演劇も交えてとてもわかりやすく学ぶ事ができました。
認知症は年齢を重ねていけば多くの方がなるものでそれを完全に防ぐというのは難しいということ。
それはショックではありましたが
講習会の中でもとても印象に残った学びは
「認知症の人の役割を考える」という事です。
認知症を理解して一緒に何ができるかを考える。
私は衰えていき長く入院している父を見て、もう衰えを受け入れて見守るだけしかできることはないんだな、と思っていました。
お父さんはどんどんわからなくなり自由に散歩もできなくなり
「生きていく意味があるんだろうか?」
悲しく絶望的な気持ちで、そんな風に思ってしまった事もありました。
でも認知症になった父がいて、弟家族とも頻繁に会ったり話をするようになり
母とも向き合ってとても深い話もする事ができるようになり
さらに自分自身の老後の事もじっくりと考えるようになり限られた人生を大切に生きていきたいと思うようになりました。
それは「お父さんのおかげ」でもあるかもしれません。
物忘れが多くなってもまだ話をする事もテレビを見たり楽しいと感じる事もある父や、
足腰がどんどん弱くなっていく母との残り少なくなっていく時間を大切にしながら
認知症というものを前向きにとらえて明るい気持ちでサポーターとしての活動もスタートしたいと思います😀
マージャン教室も今後、もっと座りやすい椅子や玄関の段差、手すり等の導入も考え
年配の方、また今お元気な方が衰えを感じても長く楽しめるような配慮、優しいルールで楽しめる工夫
ゲームしながら楽しく手指の訓練、脳トレができるように
また子どもや若い方との交流の場としても
これから色々な事に取り組んでいけると希望が持てます。
マージャンを子どもの頃から70年以上やっても点数計算もまだわからずなかなか勝てない母ですが、
腰を痛めて手が思うように動かなくなってきた今もマージャンはとても好きでいつも楽しそうで、たまにびっくりするようなアガリで驚かせてくれます🀄️😀❗️
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