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全日本フィギュア2020、2021

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全日本フィギュアスケート選手権2020、2021の羽生結弦選手への想いを綴ったnote。
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#羽生くん

「意志」 と 「息」

「意志」 と 「息」

4Aが組み込まれた「天と地と」
あの演技を思い出すたび、
身体的感覚として感じるものがある

それは、刀の切れ味

日に日に強くなるのが不思議でならないが、
特に4Aを思い出す時に、非常に強くこの感覚を感じて

本当に現実に
身体が受傷するんじゃ?くらいのリアルさがあって、
ヒヤリとする

この感覚はこの感覚だけで語りたかったから
前回の感想には書かなかったけど、
今回の天と地とには、刀を感じるこ

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羽生結弦は、行くんだ。

羽生結弦は、行くんだ。

2021年12月27日、8時半ごろに流れた羽鳥さんの番組で

コメンテーターの石原良純さんたちが、
羽生くんについて語っていた。

代表会見、
北京オリンピックへ向けて
羽生くんが語った内容を受けて。

他のコメンテーターの男性が、
賭けだよね、という話を出した時、

いや、彼にとっては賭けではない、と。

賭けだと話したその男性は更に続ける。
だって、跳ばないで勝つ方法もあるんでしょう?
ならば

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生まれることの、孤独と。

生まれることの、孤独と。

昨日の羽生くんのショートを観て、驚いた

先日noteに書いた、
インタビューを観ていて流れ込んで来たイメージを
そのまま形にした様なプログラム、スケートだったから

ショートを見終わった直後、

口をついて出た言葉

「なんという、孤独だ。」

冒頭、振り向いて、腕を広げて、
手を氷に向けた瞬間から

潜って行く

深く

深く

そこは
果てしない静寂が続いている
形の見えるものは、何もない

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今と、その身体と心に、感謝を。

今と、その身体と心に、感謝を。

言葉の意味がまだ、よく、心に落とし込めていない

4Aを語る、透き通る、羽生くんの眼

その目の周りが、赤く染まっていく様に見えて

目が離せなかった

語られる言葉から感じ取るものよりも、ずっと

存在を感じる

質量を感じる

水の中に潜っているのじゃないかと思うくらいの

圧力と、水の感覚

あああごめん、感覚を言葉にすると、意味が通じない文章になって行く

なんだろう

すごく、水を感じる

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