大好きな後輩を大事にする方法
お仕事お疲れ様です。自分の仕事も大変だけど、後輩を育てるのもなかなか大変だなと感じている方が多いのでは?(・ω・)
そんな方へ少しでも参考になれば幸いと思い、私の先輩からの目線で感じた事をつらつら書いてみます(*´ω`*)
目次
・ようこそ後輩
・後輩の気持ち
・気付けると◎
・私の気持ち
ようこそ後輩
「新入社員で入ってくる子」「別部署からの異動で入ってくる子」どんな形であれ紛れもなくそれはあなたの大事な後輩!これから一緒に仕事をしていく同僚・パートナー・仲間...色んな表現ができますね。
始めは「どんな子なんだろう」「一緒にやっていけるかな」とドキドキですよね。それはお互い同じ気持ち( ·ㅂ·)و グッ
まずは仕事の話もしながら、雑談をして多少なり相手の情報を引き出していきましょう。共通点が見つかればそれで盛り上がればOKですし、もし共通点がなくても「何それ知らない!どんなもの?」と後輩の得意と思われる分野の話を聴くようにすると、相手も多少話しやすくなります٩(๑´3`๑)۶
※ここでは元々自分が興味があるかないかで判断せず「相手が話せる環境を作る」という事が大事だと思っています。
少しづつお互いが居やすい環境を作っていきましょう。
後輩の気持ち
さて、仕事を色々と進めていって少し慣れてきたあたりで陥りがちなのが「自分の期待する後輩の成長スピードとリアルの成長スピードのギャップ」だと思います。
・初歩的なところでのミスが増える
・少し難しい内容に進んだときに同じ質問を繰り返す
・仕事のスピードが上がらない などなど
それぞれの職場で内容は全然違うにしても、状況は似たようなものになるのではないでしょうか?そんな時に先輩から
・なんでそんなことしたの?
・何回も説明したよね?
というような事を言ってしまいがちな気がします。
上の言葉が「過去形」+「疑問系」の組み合わせになっているのがわかりますか?実はこの言い回し、ものすごく後輩を追い詰める言葉の構成になっています。
「過去の事=もう変えられない事」に対して「どうするの?」と言われても、終わった変えられない事なのでどうする事もできません。
こういった組み合わせの言葉をどれだけ優しい口調や表情でその後輩の為にと思って伝えても、後輩からは
ヒイイイイィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!(((((゜Д゜;)))))
と、「怒られている」「怖い」となる可能性が非常に高いと私は思います。
そうなってしまった後輩の先輩へ取る行動は、極端に言えば「どんな方法でもできるだけこの先輩と関わる時間を無くそう」という方向へ流れてしまうかもしれません。そうなってしまうと
・とりあえずわかった様に振舞おう
・先輩に聞いたほうが良いかも...まぁいっかそのまま進めよ
・これは先輩に聞かなきゃまずい...でもうまく話せる自信ない...どう話そう(長時間考える)
・やってないけど、もうやった事にしとこ...
という感じで、仕事も効率よく回らない・二度手間になる上に自分自身もイライラして、社内で影響力のある先輩だったら尚の事、職場の空気がどんどん重くなっちゃいます。゚(゚´Д`゚)゚。
かわいいねー!と言いながら鋭利な棘の付いたグローブしてるのに気付かず頭を撫でる...みたいな感じですかね。せっかく作り上げた後輩との関係も台無しです。
気付けると◎
じゃあどうしたら良いのでしょう。
まずは、上記に書いた「過去形」+「疑問系」での質問をできるだけしないようにして「未来形」+「疑問系」で質問してあげればOKです٩(ˊᗜˋ*)و
やってしまった事はもう仕方がないので、そこからどうするかを話した方が無駄な時間もありません。
・この後どうしたらいいと思う?
・ここから、どう立て直せるかな?
・まずは何からやろうか?
こんな感じで言われた方が、失敗して凹んでしまっても少し前向きになれる気がしませんか?少しでも前に進んでいけるような言葉の選び方が意識的にできるようになると良いですね。
個人的には「大丈夫だよ」という言葉も良く使います。安心して欲しいので。
また、後輩が「今どんな状況に陥っているのか」「どんな気持ちでいるのか」というのは、ヒントがけっこう散らばっていたりします。
・空返事してる様にみえる
・萎縮して自信なさげ or 空回るくらい自信ありげ
・いつもそわそわして落ち着きがなさそう
・すぐにばれる様な嘘をつく
これらに関しては、私の経験則なので一概には言えない部分があるかもしれません。ただ、こういう行動を取っている人がいたら要注意だと私は思っています。
特に「すぐばれる様な嘘をつく」という部分に関しては、ほとんどの人が「嘘をついた」という部分だけにフォーカスしてしまう為
嘘をつく人=最低な人だ
という印象を持ち、ひどい場合はその部分だけを第三者へ伝えて「うそつきな後輩」というレッテルを貼ってしまうことになります。
確かに、そこだけ見たら間違いないのかもしれませんが「精神的な余裕が無い為に正確な判断ができず、その場で一番簡単でとりあえず逃げることのできる方法を選んだ」だけなのかなと思ったりします。
そうなってしまうまでには、段階的に追い詰められてしまう環境ができてきているのだと思いますが、早い段階でその状況に気づくのはなかなか難しいかもしれません。
早い段階で気付くには、後輩の些細な変化や表情などを観察する事がとても大事です。
私の気持ち
今までの話を読んでいただきありがとうございます。どう感じたでしょう?
そんな余裕無いですーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!(´Д`;)
と、思われた方もいるのでは?
そうなんです。そこがネックになっているんです。おそらくそういった余裕が無いが故に、うまくいかないという方も多いのだと思います。
まず後輩を育てようと思ったら、自分に多少なり余裕のある状態を作り出すことが最優先です。余裕が無いが故にイライラしてしまい、それを見た後輩に「怖い先輩」という誤解を与えている場合もあると思います。それは非常にもったいない(´·ω·`)
まずは自分の仕事を整理して、ストレスも好きなことで発散したりして、心に余裕を持った状態で接するようにしてみましょう。
仕事が忙しく、それも難しいという方も多いかもしれません。実際私もそういう時期がありました。
ただ、ここで余裕の無い自分を後輩に見せてしまうと、今後その後輩が先輩になったときに「余裕のない怖い先輩」になってしまう可能性が高いかもなと感じているので、できるだけ余裕のある風に笑顔で対応するようにしています。私はここで負の連鎖を断ち切りたいという気持ちが強かったのもありますが、負担の大きさは人それぞれ。まずは無理のない範囲で意識してみるといいのかもしれません。
自分を大事に!そうじゃないと、大好きな後輩を大事にする事はできない!
と、私はとても感じます ✧٩(ˊωˋ*)و✧
皆さんが良い先輩後輩の関係を築けますように!!!!!!!!!!!