学ぶは”まねぶ”
こういうことが出来るようになりたい。
この人みたいになりたい。
そんな風に、自分の理想の姿を思い描き、その理想の姿を目指して成長するためには、人は必要なことを学び、現状を変えていく必要があります。
そんな時、何を学ぶか、どうやって学ぶかを、一から自分で考えて実践するよりも、上手くやっている他の人のやり方を真似てみる方が良いケースがあります。
上手くやれている人は、やれている何かしらの理由があるはずです。その理由は、意外と外から見ているだけでは分からないことも多いです。
形式知と暗黙知という考え方があります。
形式知は、他の人からみて分かる、他の人に共有しやすい知識。暗黙知は、他の人から見て分からない、言葉で表現しづらい、その人の中での知識。
その人が上手くいっている理由が、その人の暗黙知によるものである場合、その人をいくら観察してみても、その理由にたどり着くことはできません。
暗黙知は、自らが実践してみて、その実践の中で自分が気付くことでしか得ることが出来ません。
こうなりたいと思ったときに、自分でそのための学習方法を考えることも一つの手です。
ですが、自分より上手くできている人が身近にいたり、もしくは著名人でその方法を著書等で公開してくれている場合は、その人のやり方を愚直に実践してみる方が、近道なことも多々あります。
その人のやり方をトレースすることで、その人が持っている成功要因である暗黙知を、自分も習得できるかもしれないからです。
学ぶは”まねぶ”
真似したいと思える人を持つことが、成長の一番の近道なのかもしれませんね。
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