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ペンギン・ハイウェイ

『ペンギン・ハイウェイ』/森見登美彦


ぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。

主人公である「ぼく」ことアオヤマ君は、毎日きちんとノートをとり、たくさん本を読む小学4年生の男の子です。

大人よりもいろんなことを知っていると自負し、「ぼくはたいへん頭が良く、しかも努力をおこたらずに勉強するのである。 だから、将来はきっとえらい人間になるだろう。」という語り口はまさに独特でくせになります。

そんな「ぼく」は、大好きな近所の歯科医院のお姉さん、そして突如街にあらわれたペンギンたちとの謎を探るべく、研究をしていきます。

彼が最後にたどり着いた真実とはーー


森見さんらしい独特の文体が小気味よく響く、素敵でさわやかな小説です。

とっても良い雰囲気で私は大好きな小説です!

第31回日本SF大賞受賞作です。


またこちらはアニメ映画化もされています。

あの独特の世界観をどう表現するのか…と思っていましたが、キュートなイラストで見事に描かれていて素晴らしかったです。あと歯科医院のお姉さんの声優さんがしっくりきて良かったなあ…

ちなみに映画のHPはこちら↓


本も映画も、ぜひ機会があれば見てみてください🐧

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