見出し画像

病気を固定する思考ー自分の責めることー

「病は気から」ということわざがあるように、身体の健康と心の健康が密接に関わっていることは、既に科学的にも明らかになっている。

それでも長いこと健康を害していたり、日常生活に支障をきたすような持病を持っている場合、私のように「病気の自分を責める癖」が付いてしまう人も少なからずいると思う。

私は最近になってようやくその悪い癖から抜け出せた。もし同じような癖を持っている人がいたら、私の体験談をぜひ読んでみて欲しい。

※スピリチュアルな内容が含まれますので、苦手な方はごめんなさい。

病気の自分を責めていたことに気付く

私の体験。私は人生の半分以上を、自身の健康について探求してきた。私をそのようにさせたのは、

「私は身体が弱い。出来損ないの身体だ。健康な身体で生まれていたら幸せになれたのに。なんで私ばっかりこんなに苦しまなきゃならないの?・・・等々」(お目汚し失礼しました。)

そんなネガティブな思考に他ならない。そのようなガチガチのネガティブ思考で十数年も自分自身を攻撃していたことに気付くまで、本当に時間を要した。

なぜそのことに気付けたのかと言うと、「引き寄せの法則」を知ったからだった。

「思考の現実化」が病気の現実を引き寄せている?

思考は現実化する。正直、スピ系に懐疑的だった私は、最初は信じられないでいた。しかしそれまでの私の思考を振り返れば、自分を虐め抜いていたので、そういう不思議なことを抜きにしても明らかにまずいと感じた。

現実的に打てる手は全て打っていたので、もう他に方法がないのなら。そんな気持ちだった。

どちらにせよ、この法則が事実ならば、病気の自分を責め続けている以上はその現実は変わることなく私の元へ訪れる。それは私には耐えられないことだった。

病気の自分を固定していた習慣との決別。そして・・・

それまでの私は、暇さえあれば病気の治し方をネットで検索したり、SNSで同じ病気の人たちをフォローしたりしていた。SNSを始めたのは、改善方法を知りたかったからだけど、結局のところ、傷の舐め合いで有益な情報は得られなかった。

この習慣に関して、私は心のどこかで良くないことだと分かっていた。決していい気分でやっていたことではなかったから。だけど、そうし続けないと私の病気は治らない、という変な強迫観念に苛まれていた。

思考を変える!そう決意してからは、葛藤しながらもネットで検索することもやめ、SNSのアカウントも消した

そして、病気の自分自身を哀れんだり、責めたりする思考をえいやー!と半ば暴力的に押さえつけ、自分の理想状態を考えるよう何度も何度も意識した。(私の経験上ここでおすすめなのは、「健康な自分」にフォーカスするよりも「理想の自分」にフォーカスすること。「健康な自分」を考えるときは「病気の自分」をどうしても考えてしまっていたから。)

この習慣を身につけるのは本当に大変で、何度も元の思考習慣に引き戻された。どうしようもないほどネガティブが襲ってきたときは、ただ淡々とありがとう、という言葉(斉藤一人さんの天国言葉)で頭をいっぱいにするように努力した。

「病気の自分」という思考習慣からの脱却

今の私はというと、ほとんど自分を責める思考はなくなっている。はっきり数えていないけど、思考を改める決意をしてから2,3ヶ月程度で直せたと思う。

思考の習慣化には半年かかると言われているので、私の場合は思ったより早かったかな? 

むしろそれどころか今は、自分の身体を大切に思えるまでに変わった。身体の良くない部分にフォーカスしていた視点から、恵まれている部分に視点を移動させることが出来るようになった。

そしてそれとともに、病気のほうも軽快している。とは言っても、私の虚弱体質が変わったわけではない。体質はそのままで、症状が前より随分楽になった。つらさを10段階で表すとしたら、今まで10だったのが2くらい

身体を大切に思う思考が回復を後押ししてくれる

今となっては、「思考は現実化する」ということを身を持って知ることができた。そして思ったのは、自分を責める思考習慣のせいで良くなるものも良くならないということ。

身体は回復しようと一生懸命頑張っている。だから責めるのではなく、応援してあげないと!

だから。

どうかあなたの大切な身体を、あなた自身が大切にしてあげてください。

自分を責めないで、愛してあげましょう:-)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?