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【当日編】冬の箱根ユネッサン6歳子連れ旅

はじめに

さて、いよいよ旅行当日です。全員元気にこの日を迎えられてまずは幸せ。世の中のお母さん、お父さんたちはきっと同じ思いですよね。

旅の【計画編】については別の記事に3000字ほどでまとめていますので、そちらもあわせてお読みいただけたら嬉しいです。各種チケットの予約や購入までの経緯や食べたいお店の下調べなどを記載しています。


初日 2025年2月8日(土)

娘、初めてのロマンスカーはEXE

■新宿〜箱根湯本
新宿駅に早めに到着したので、乗車予定の1本前のロマンスカーを見ることもできました。これが噂のGSEか!運転先が2階にありました。なんだかすごいです。昔のオレンジのロマンスカーをよく知っているだけに、懐かしさもありながらやっぱりカッコ良いですね。展望席も迫力があります。実際の展望席を見ると「いつか乗りたい」思いが増しました。残念ながら今回はこの電車には乗らないので写真と動画だけ撮って見送りました。

ロマンスカーGSE(70000形)

そしてついに我が家が乗車予定の8時20分発「はこね23号EXE」がやってきました。電車や乗り物にあまり興味のない小学1年生の娘も大興奮。新幹線にも乗ったことがないので、ワクワクMAXが伝わってきて親としても嬉しい限りです。事前にYoutubeでチェックしていた通り、落ち着いた内装でしたが先頭車両の1号車は前方の眺望も良くて大人でもテンションが上がります。

ロマンスカーEXE

富士山はどこに見えるのか?気になっていたのですが、動きます!線路が曲がっているのか、左の窓から見えたり正面に見えたり、右に見えたり。富士山探しは子ども楽しいみたいで、移動する富士山を追いかけながら何度も写真を撮っていました。

ロマンスカーにより多少の差はありますが、新宿から箱根湯本まで約1時間30分の旅になります。思っていたよりも娘が飽きることなくロマンスカーを楽しんでくれて一安心です。

娘が撮影した富士山

箱根湯本 ガラスアート体験工房

予定通り9時52分に箱根湯本の駅に着いたので、事前に10時から予約をしていたガラスアート体験工房へ向かいました。観光案内所の横のビルで駅から本当に徒歩1〜2分で、大きな荷物もあったので近くて助かりました。エレベーターで3階に上がれます。入店時は開店直後だったこともあり、他にお客様もいらっしゃらず、のんびり体験をさせていただくことができました。箸置きやアクセサリー、お皿などを選ぶことができます。

カラフルな箸置きの見本

「フュージング」という体験で、作るものを決めた後に土台を選び、その上にビーズのようなガラスを好きなようにピンセットで乗せていく作業です。後日、熱で溶接し自宅まで配送してくださいます。「作業は1時間以内でお願いします」と指示がありましたが、40分ほどで2つの箸置きが完成しています。

カラフルで可愛いガラスを箸置きの土台へ
ノリで固定して完成

娘もはじめは楽しそうにやっていたのですが、後半飽きたようでバトンタッチで私が体験。細かい作業が好きなので楽しかったです。小学生くらいのお子さん連れのご家族が次々と入店されてみなさん楽しそうに体験されていました。

ランチ&食べ歩き

■菊川商店(カステラ焼 箱根まんじゅう)
11時前にはガラスアート体験が終わってしまったので、箱根湯本の駅前を散策。早速、下調べしていた菊川商店が出てきたので、80円の箱根まんじゅうを娘と一つづつ味見。焼いているところが見えるので子どもがたくさん見学しています。できたてを提供してくださるので、熱々。火傷に気をつけてください。一口サイズで小さめですが、甘めの白餡が入っていてカステラ焼きの生地も甘めなのでランチ前にはちょうど良かったです。

■喫茶店マイアミ(ナポリタンなど)
駅前の商店街をぶらぶらしましたが、娘の意思は固く「ナポリタンが食べたい!」とのことで駅前まで戻ってきてマイアミ(事前に調べていたランチ候補店)でランチ。11時過ぎに入店しましたが、ちょうど座れて良かったです。すぐに満席になっていました。子連れのファミリーも他にもいらっしゃって入りやすいお店です。

昭和レトロな純喫茶の雰囲気も良く、名物のナポリタンは太めのモッチモチの麺と昔ながらの味付けが美味しかったです。娘も粉チーズをたくさんかけてモリモリ食べていました。ケチャップで洋服汚さないでね、と親は祈りながら。

喫茶店マイアミのナポリタンとメロンソーダ

■籠清みつき店(揚げかまぼこ)
マイアミを出たらすぐ近くに籠清を発見。行列でしたが時間もまだ早かったので、のんびり並んで棒に刺さった揚げかまぼこも食べました。練り物はやっぱり美味しいです。熱海の丸天も大好きです。

冬のユネッサン

お腹も満たされたので、当初の予定よりは少し早かったのですが12時過ぎの登山バスで箱根小涌園ユネッサンへ向かいました。下調べ通り乗車時間は約20分で大人650円(こども半額)でしたが、かなりクネクネした山道を通ります。なんとか娘は酔わずに到着しましたが酔い止めがあったほうが安心でした。

小涌園のバス停を降りると目の前がユネッサンです。硫黄の香りがして「温泉にきたな〜」という気持ちになります。13時から入れるアフタヌーンパスを事前に購入していたので、13時まで館内で30分ほど時間をつぶして(子どもが遊べるところが少しあります)いざ入館。

【参考までに】
アフタヌーンパス(水着エリアのみ)
大人1800×2 小人1000→4600円 事前購入済
浮き輪1m以内、タオル持参

昨年の夏に行ったハワイアンズ(芋洗い状態)と比較すると、そこまでの混雑はなく色々なお風呂やプールを楽しむことができました。海外からの観光客の方もそんなには多くなかった印象です。

屋外には子どもが遊べるミニスライダー付きの温泉プールがありますが、移動が極寒!みんな寒い寒いと言いながらも、子どもたちは遊具で大はしゃぎ。大人は浅い温水プールに寝そべり温まりながら子どもたちを見守っていました。

室内の流れるプールも思っていたよりも大きく、十分楽しめます。コーヒーやお茶、ワイン、日本酒の香りのするお風呂があったり、2月だったのでバレンタインを意識したチョコレート風呂まで。チャレンジャーな娘はドクターフィッシュ(別途300円)にも一人で挑戦。キャーキャー言いながら楽しんでいました。親は遠慮です。

室内のプールサイドで食事もできました。我が家はランチ後だったので、おやつがてら山盛りポテト(600円)のみを購入。ビールやハイボールも売っていましたが我慢。なんだかんだ2〜3時間ほど遊んで十分満喫しました。アフタヌーンパスでちょうど良かったです。

ウィスタリアンライフクラブ ヴェルデの森

ユネッサンの1階にコンビニ(ファミマ)があったので、忘れずにお酒を購入してホテルへ向かいました。ユネッサンの裏口を出るとヴェルデの森へ続く遊歩道があり、徒歩5〜6分で到着。遊歩道がちょっとした森の中にあるので大きなスーツケースやキャリーがある場合は少し大変かもしれません。その際は箱根登山バスでユネッサンから一駅分乗っても良いかもしれません。

残念ながら事前に調べていたホテルの無料シャトルバスは「ホテル→ユネッサン→強羅駅→ホテル」の一通とのことで、遠回りになってしまい20分ほどかかるそうなので我が家は徒歩を選択しています。

ウィスタリアンライフクラブ ヴェルデの森 エントランス

ホテルは事前情報どおり全体的に新しい施設ではありませんでしたが、レトロな感じで部屋も広くて快適でした。スタッフのみなさんもとても親切です。温泉も、洋風と和風の二箇所あり、洋風のスパにはジャグジーやサウナ、寝湯や打たせ湯まであって、娘も「ユネッサンみたい」なんて言いながら楽しんでいました。

卓球は別途500円ほどで1時間遊べます。1時間は長過ぎる、と思いましたが父娘で時間ギリギリまで堪能していました。昔ながらのゲームコーナーもちょっと時間をつぶすには良かったです。夕飯は持参していたので、部屋呑みしながらのんびり済ませました。ちなみに部屋にもバスタブがあって、蛇口から温泉が出るので本当に入り放題です。

部屋からの景色

2日目 2025年2月9日(日)

箱根登山電車(強羅〜箱根湯本)

チェックアウトの10時までは何度もお風呂に入りながら、まったり過ごしました。2日目の目的は小田原城のNINJA館。登山バスで箱根湯本まで戻ることもできましたが、クネクネした山道を通ると娘も私も酔いそうだったので強羅駅から登山電車に乗ってみることにしました。強羅駅まではホテルの無料シャトルバスで移動です。

強羅駅はケーブルカーの乗り場もあるので、国内外からの観光客も多かったです。箱根湯本行きへの直行電車は20分毎くらいに発車のイメージでしたがちょうど10時22分発の電車に乗れたのでスムーズでした。

タイミングよくボックス席に座ることもできたので、40分ほどの絶景電車旅を満喫できました。山や川ばかりなので娘にはちょっと物足りなかったかもしれません。名物のスイッチバックも「ふーん」といった感じでした。

レトロな車体が好きです。

小田原ランチ

ランチはお蕎麦の気分だったので、小田原駅近くの「そば処 寿庵」でにしん蕎麦をいただきました。亡くなった祖父母と箱根に行くとにしん蕎麦をよく食べていた記憶があって懐かしいです。娘は蕎麦が苦手なので大好物のうどんが食べられて満足そうでした。

そば処 寿庵

小田原城 NINJA館

満腹になったので、散歩がてら小田原城へ。何度も行ってるはずなのに道が覚えられずGoogleマップを頼りにたどり着きました。ぶらぶら歩いて10分ほどです。天守閣まで登る手前にNINJA館を発見しました。

2019年に昔の「歴史見聞館」がリニューアルされてNINJA館になっていたんですね。知らなかったです。大人310円、子ども100円は良心的。私は外で散歩しながら待っていたのですが、父娘で40分くらい遊んで帰ってきました。暗いところが苦手な娘は途中映像が怖くて少し泣いたらしいですが、全体的にはかなり楽しかったみたいです。

小田原城のNINJA館 2019年にリニューアルOPEN

小田原城の天守閣広場には、武士やお姫様や忍者になってる子どもたちがたくさんいました。たまに大人も。30分変身して楽しめるみたいです。我が娘は全く興味をしめさず、天守閣に早々と登っていきました。

変身体験30分500円
小田急城 天守閣

帰りのロマンスカーEXEα(小田原〜新宿)

14時頃には小田原駅に戻ってきたので、14時34分発のロマンスカーのチケットを購入。行きに先頭車両の魅力を知ったので、帰りも先頭車両のできるだけ前の席を確保。帰りは車両数の数字が大きい方(今回は10号車)が先頭になります。EXEαという車種で行きよりもランクアップした感じでカッコ良かったです。

早めの時間だったこともあって車内はガラガラ。小田原駅で購入した伊藤園のソフトクリームや、鈴廣の「ぷちかま」を食べながら快適に新宿まで戻ってこれました。

ロマンスカーEXE α 先頭車両

まとめ

旅はやっぱり良いですね。リフレッシュできます。冬の箱根は寒かったですが、2日間とも晴天に恵まれ、日が当たるところはポカポカで散歩日和でした。娘が生まれてからは初めての箱根だったので、子連れならではの場所を満喫できたのも良かったです。食べ歩きできるお店も増えている印象でした。お腹も心も満たされて大満足です。

■次回、小田原や箱根で行ってみたいところ
・鈴廣かまぼこの里「かまぼこ作り体験」
・生命の星 地球博物館(昔行って好印象)
・寄木細工体験(各地でやっている様子)
・芦ノ湖、大涌谷、王道プランも娘は未経験

最後までお読みいただきありがとうございました。一つの旅が終わるとまた次の旅がしたくなるので、その際はお付き合いをいただけたら嬉しいです。

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