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【読書記録】世界の一流は「休日」に何をしているのか

今回はこちらの本。

自分はフルタイム限界ワーママだが、オンとオフを意識的に切り替えるようになった2024年。

そんな年の締めくくりに、と思って読んだ本。

最近結構話題になっているみたいで、Kindle読んだ。

大前提

とりあえず、長時間労働がいかに良くないか、日本は世界的にみても、長時間労働が評価されるという仕組み自体がおかしいと言うことが述べられていた。

うん、わかる。

自分も月から金までフルタイムで働いて、途中で当直もしつつ、土日も当番したり、研修やら研究会だったり学会だったり・・・同じく多忙な夫とはパズルのように待機や当直を組み合わせて、どちらかが休みの時はどちらかは仕事、その貴重な休みにはワンオペで子どもの行事やら習い事、イベントを詰め込んでいる。

あれ、自分ってそもそも、休み方を勉強する以前に、物理的な休みが足りないのでは??

そりゃあ疲れるよね。

まぁそれはいったん、置いといて・・・。

疲れを放置してしまうと、「やる気が出ない」、「集中力が続かない」、「前向きにタスクと向き合えない」など、さまざまな支障が生じて、仕事の生産性を著しく低下させてしまうのです。しっかりと休んでいても、疲れが取れないとか、集中力が続かないというのは、「働き方」の問題だけでなく、「休み方」にも原因があります。

越川慎司. 世界の一流は「休日」に何をしているのか

なるほど。わかる。全部当てはまってる。

休みをきちんと休むことが大事だとは自分も理解はしているつもり。働き方もだけど、休み方がダメなんだな。だからずっと疲れていて、イライラするのかも。

内容としては理にかなっていて、
休みには芸術に触れるとか、読書するとか、大切な家族や友人と過ごすとか、睡眠が大切とか、自己啓発本によく書かれているような内容が書いてあった。

やっぱり本質的には同じだよね、と思いながら、でもなんだかしっくりこない。

日本人は疲れてから休み、世界の一流は疲れる前に休む

越川慎司. 世界の一流は「休日」に何をしているのか

主語が大きいような気もするが、そうかも。
自分も周りも、へとへとになってから休む人ばかり。
とくに医療従事者って意外とそうゆう人多い気がする。

全員がギリギリの状況で働いていて、やっぱり毎年のようにうつっぽくなって離脱者は出ているし、辞める人もいるし、それでどんどん人手が足りなくなって、残った人数でこれまで通りの仕事を行なってますます増える時間外。
働き方改革も、名ばかり。

普通に考えて、今の職場は全員働きすぎている。
上手に休んでいる上司が誰もいない職場で、上手に休める人がいるだろうか。

「休めそうなら休む」とか、「暇になったら休む」と考えてしまうと、いつまで経っても休みが取れず、趣味を楽しむこともできません。

越川慎司. 世界の一流は「休日」に何をしているのか

本の具体的な内容が、自分が卑屈になってしまってあんまり頭に入ってこなくて、読めば読むほど、「いかに自分の環境が世界の一流とかけ離れているのか」を思い知らされて、読み終わった後に、なんだか悲しい気持ちになってしまった。

結論:たぶん疲れている

ビジネス書とか自己啓発本、面白くて好きなんだけど、今は読むと前向きな気持ちになるどころか、切なくて悲しい気持ちになってしまった。

なんかの本で読んだけど、普段面白いと感じるものがそう感じられない時は、体調とか調子がイマイチなときなのかもしれない。
→つまり、今こそがきちんと休むポイントな気がする。
年末年始ってなんだかんだ疲れる。

とりあえず世界の一流とかけ離れた現在の休み方を少しでも改善するべく、まずは来年の目標として「意識して、物理的な休みを確保する」ことにする。

こんな日もある。

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