冬の海で無価値観を見つめてきた
自分を全部使いたい、そんな思いを軸に発信しているsakikoです
今日は、突然ですが海に行ってきました
完全なる思いつき
そして砂浜に座って、ぼーっと波の音を聞いてきました
裸足で砂浜を歩いて
五感を使うってこうゆうことだなと思いながら一時を過ごしました
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無価値観と向き合う
海に行ったのは思いつきだけれど、この1週間ずーっとモヤモヤが心の奥底にいて
行かないといけない状況だった気がする
なぜモヤモヤしているのか
それは、ひとえに役割がないから
この言葉につきる
今まで目の前にタスクしかない生活をしていたのに、突如タスクがなくなって、自分で1日を組み立てて過ごす
贅沢でしかないこの日々
最初こそ今日は何を食べようかな、なんて思って楽しみもあったけれど
日を重ねるごとに、私にのしかかってきたのは
「いま、あなたは何の役に立っているの?」
という疑問
いま、仕事をしていないわけではなくて
訪問リハビリの立ち上げにあたって、情報整理をしています
でも誰とやるでもなく、そして誰がやりたいわけでもない
私がやりたくて始めたことで、誰もその手順を知らないし、誰もその正解を知らないし、最終的にいつどの形にするかも決まっていない
おおよその開始時期はきまっているけれど、完全に私のペースで動いている
本当にありがたい
ありがたいのだけれど、やはり一人で行う仕事
そして、その功績を客観的に評価されない仕事
これが思ったよりもつらいことを知った
なぜかというと、自分の価値を他人が評価してくれない、から
そして、絶賛自分の価値を見失い中なわけです
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閉塞感からの打破
さらに長女のインフル疑惑によって、自宅から出れなくなり
仕事には支障がないのだけれど、それもそれでモヤモヤする
「どうせ、私の仕事なんてやってもなくても同じだよ・・・」とやさぐれる気持ちが出てきていた
ようやく、週半ばからは登校しだしたので昨日はシェアオフィスでしっかりとPCと向き合った
今日も行こうかと思ったけれど、本当に突然、
「あ、海いけるかも」
と思ったのだった
ずっと部屋にいることの閉塞感
雪が降った日に通勤しないでいいことはとても贅沢に感じたけれど
やはりずっと同じ場所で過ごすというのは想像以上に苦しいことを知った
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豊かに生きたい
そして、冒頭に書いたような過ごし方をしてきた
冬の海、人も少なくて、私と同じようにただぼーっと座っている人もいてなんだかほっとした
自然の近くに住みたいと思っている
ちょっと歩けば砂浜があって、緑の中で深呼吸できるような
そして、その思いは強くなった
しかし、同時に大変だなと思う部分も実感した
今の利便性は手放すし
海から近いことや山が近いことがリスクにもなりうる
ただ単にいいな、というところだけではなく
裏面もしっかり読み込んで全てを引き受ける気持ちが必要だと思った
豊かに生きたい
最近、頭の中で浮かぶフレーズ
自然の中で五感を堪能する、というイメージだったけれど
それよりもまずは現状に感謝だなとすごい感じた
こうやって一人で海に行けるのも家族のおかげだし、今まで頑張ってきた自分のおかげでもある
今に感謝して、描く未来の表も裏も受け止めて生きる
それが豊かに生きる、なのかなと感じた
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とはいえ、無価値観が0になったわけではない
しかし、行く前よりはかなり心が軽くなった気はする
役割がない自分だって受け止めてあげられるように生きていきたい
そんなことを思った1日でした
最後まで読んでいただきありがとうございました!