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【191日目】大学受験に失敗した話

マレーシア留学191日目。

僕は今マレーシアの大学で勉強していますが、元々は日本の大学に進学する予定でした。

高2の冬に地元の国公立に狙いを定めて勉強をスタート。

共通テストと大学の二次試験のふたつ試験を受ける必要があり、試験科目は国語、英語、数ⅠA、数ⅡB、公民、日本史、地学基礎、生物基礎の八つ。

今思えばよくそんな数こなせたなという感じです。今の受験生はここに情報も加わるのでさらにハードだ思います。

得意なのは社会、のみ。

数学と古文漢文はてんでダメでした。

高3の5月に受けた河合模試じゃ現役生なので当然E判定。

しかしそこから成績が伸び続け、最後の模試ではA判定まで持っていくことができました。

冬の最終盤ではカロリーメイトの受験応援CMに励まされました。
Otsuka 大塚製薬 Calorie Mate CM 「狭い広い世界で」篇 120秒 (youtube.com)

そんなこんなでド緊張してむかえた1月14、15日の共通テスト。自信がなさ過ぎて自分で自己採点できずに姉にしてもらいました笑

結果は目標点数を達成し、無事二次試験への挑戦権を得ることができました。苦手な数学は結局平均点しか取れませんでしたが笑

そこからの一か月はひたすら国語と英語を勉強して二次試験に備えました。

そしてむかえた2月25日。体調も万全、寒い中自転車こいで大学まで行きましたよ。

よしっ!全部終わった!


試験終了の瞬間、自信も不安も抱かずただその清々しい気持ちがこみあげてきました。

きたる合格発表の日まではため込んでいたマンガを読んだり、友だちと卒業旅行に行ったりしました。

旅行から帰ってきた日が合格発表当日だったんですね。本当は前日夜に帰宅予定だったのが突然オールでボーリングしてから帰ることになったんです。

それで朝帰って寝て昼起きたらもう結果がでているわけですよ。

100%合格だろうと、自信満々だと自分をだましながらサイトを開いたら、、、



自分の番号が載ってなかったんです。



自分の記憶ではそんな落ち込んでなかったと思うのですが、姉によると「世界の終わりくらい落ち込んでた」らしいです笑

そりゃそうですよね。一年全力を注いだ結果だったんですから。
そんなに落ち込んでなかったと記憶を改ざんするくらい落ち込んでたんでしょう。

あと一問あっていれば合格、というくらい僅差でまさしくあと一歩。

「落ちてよかったじゃん。今の留学生活のほうが絶対いいよ。」

こう言われることが多いです。
このとき、そうだね、と言い切れない自分がいます。

不合格だったからこそ今の自分があることはたしかですし、日本での大学生活より今の生活がおもしろみがあるとは思いますが「全力をかけた受験が失敗したこと」と「マレーシアで有意義な留学生活を送っていること」は自分の中では全くの別物なんです。

じゃあ前者を完全消化するために浪人すれば良かったじゃないかという意見もあると思いますが、そこは自分の弱さで、もう一度受験する勇気がなかったんです。

留学に「逃げた」という側面もあると思います。

その結果が今日に繋がっています。今の生活にはとても満足していますし浪人しなかったことに悔いはありません。
ただこの受験に失敗した悔しさは死ぬまで心の片隅にあり続けるのでしょう。


ふとしたことでこの話を思い出したので書いてみました。

今は受験生にとって夏が終わっていよいよ試験の背中がみえてきた頃でしょう。受験に失敗してもなんとかなりますが、はっきりしない後悔が残り続けるので第一志望に向かって全力で走り抜けてほしいです。

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