see.さんの本
行きたい場所へ迷わず行く人生にしたい、旅するように人生を送りたいといわれるsee.さん。
旅先の美しい写真やアートのお話などsee.さんのnoteが好きで、読ませていただいています。
3年間働かれていた東京の会社を辞めて、直島に移住されたsee.さんの生き方が私にはとても魅力的でした。
そんなsee. さんが7月28日に [文学フリマ香川] で本を販売されると知り、読みたいなと思っていました。
こちらの記事でBOOTHというサイトにお店を持たれたと知りました。
文学フリマには行けませんでしたが、私は願いが叶ってsee.さんの本を手にすることができたのです。
直島のフォトエッセイ『海のあわい』をまず読ませていただきました。
美しい直島の写真を見て、以前訪ねた時のことを懐かしく思い出したり、see.さんの直島での暮らしも少し知ることができました。
次に直島で共に過ごされた同じ年の三杉望海さんと一緒に、日記やお手紙を纏められた『直島往復書簡』を読みました。
私がイメージしていたsee.さんは自由な暮らしを選ばれ、ただただ幸せに楽しく暮らしておられると思っていました。
この本には幸せな時だけでなく辛い時期も乗り越えた、ありのままのsee.さんと大切なお友達の時間が流れていたのです。
読みなからsee.さんの気持ちが伝わって、ちょっと涙してしまったページもあります。
寄り添っておられた三杉さんの優しさや、励まし合って過ごされたお二人の友情がオバサンには眩しすぎました。
その後一年間過ごした直島を離れ、高松に移住されました。
新たな地でも人との御縁を大切にして、自分の道を見つけて前に進んでおられます。
高松での御縁がきっかけで、逆打ちで四国遍路を完歩されました。
バスツアーではありませんよ。
完歩!完歩なんて凄すぎます。
本の中には現在see.さんが勤務されている場所が書いてありました。
勤務先のホームページを見てみると、最高の笑顔のsee.さんの写真が載っていました。
その笑顔が教えてくれました。
see.さんは本当に旅するように人生を送っておられる、キラキラ輝く素敵な女性だということを。
この直島往復書簡を読んで『海のあわい』のフォトブックをもう一度見なおしてみました。
全ての出来事を受け止めて、手放して流れに身を任せて生きてこられたsee.さんのもっと素敵なフォトブックになっていました。
see.さん素敵な作品を届けてくださりありがとうございます。
2月9日 [文学フリマ広島7] に参加されます。
サークル名は『海と石』です。
see.さんはきっと四国遍路の本を書かれるでしょうね。
またオバサンは楽しみが増えました。
see.さんがこれからも輝いて、see.さんらしく旅するように生きていかれることを願っています。
小説やイラストなど創作活動をしておられる人は、このBOOTHというサイトでお店を出して作品を販売してみるのも楽しそうですよ。
皆様の素敵な作品もゲットしたいなと今からワクワクしています。