飲食店は人づくりと仕組みづくりー16

NOTE連続100日投稿!
人財育成と組織づくりをしていて、
一番の悩みというのは、やはり人間の悩みですよね。

人は人によって磨かれるといいますが、
人間関係にこのようにやればよいという答えはありません。
ですが、今回話しをさせていただく、
ERG理論を知っているか知らないかでは、どこに問題があるのか?
という事が簡単にわかり、
あなたのやるべきことが見えてくるかと思います。

1マズローの5段階欲求

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このマズローの5段階欲求は有名ですよね。
ですがこれは人間の欲求に対してで、仕事に落とし込もうとすると、
落とし込みづらい方も多いかと思います。
これをERG理論を使うと仕事に落とし込みやすく、
かつあなたの部下は本質的に何を求めているのかがわかります。

2ERG理論

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基本的には下位の欲求
(生存欲求→関係欲求→成長欲求)から満たそうとするが、
それが満たされなくても上位の欲求がでてくる。そして同時に存在しうる。
• 生存欲求と関係欲求はある程度満たされると重要度が下がり、より上位の欲求の重要度が上がる。
ただし、最上位の欲求(成長欲求)は満たされてもその重要度は減少せず
逆に増加する。
• 上位の欲求が満たされないと下位の欲求に意識が向く。
例えば職場を例にして考えると、仕事にやりがいや成長が感じられなくなる(成長欲求が満たされなくなる)と職場の人間関係(関係欲求)に意識が向くようになる。
職場の人間関係が悪くなる(関係欲求が満たされなくなる)と賃金や休暇など労働条件(生存欲求)に意識が向くようになるということ。

意味わかりますか?
マズローの5段階欲求は下から順番に欲求が高まっていく理論ですが、
ERG理論というのは、同時に存在し、
かつ上位の欲求が満たされないと、下位の欲求に不満が出るという話です。

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だからこそ職場が成長できない環境だと思うと、
人間関係に不満が出てきてます。
人間関係が良くない環境だと、給与などの待遇に不満が出てくるという事。

あなたは部下に成長の機会を与えてますか?
今はコロナ禍でそれどころではないという経営者も多いかと思います。
特に飲食店はこの1月~2月は悲惨すぎる状態になることが予想されてます。

休業して雇用調整で社員の給与を守る!というのも一つのアイディアですが、待遇面だけを追い求めても人は離職してしまいます。
成長できる機会を作ってあげること!
これこそが人間関係の悩みが減る一番のコツです。

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3まとめ

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いかがでしたでしょうか?

組織を作っていく中で、
成長できる環境を作り出しているでしょうか?
組織は成長という餌がないと飢餓してしまいます。

是非あなたの会社に落とし込んでください!

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