論文から逃れようと盛岡へ
理系女子大学院生のとっとこサク太郎です。
去年の10月末頃、論文の締切に追われ、ただ研究から逃れたくてたまらなかった時期がありました(定期的に来る)。翌日はたまたま全休の水曜日。与えられた1日の休みで東京の喧騒から距離を置くことを決心し、東京駅発の夜行バスで盛岡へと向かうことを決意したのでした。
決断してわずか10分後、チケットを手に入れていた
せっかちなので、盛岡へ向かうと決めてすぐ夜行バスの予約サイトに行き往復で5000円くらい(安い!!)のチケットを購入しました。
いざ盛岡へ
まだ10月末だというのに朝の気温0度の盛岡。
金欠大学生の私は1日200円のレンタサイクルを利用して、寒空の下朝市に向けて出発しました。
平日でしたが、朝市は結構賑わっていました。
この旅最大の目的である「噂のひっつみ」を無事にゲット!
注文してから一つ一つ手でちぎって茹でられており、美味しいりんごまで添えてくれました。
ひっつみを頬張っていると近くでラジオ体操が始まり(しっかり参加しました)、心も体もほっこりしました。
この朝市は、他にも果物や野菜、揚げ物などのお惣菜やラーメンなどもあり、お土産にりんごと唐揚げを購入しました。
大人気コッペパン専門店の福田パン
続いて向かったのはコッペパンサンドで大人気の福田パン。
予習したとおり人気メニューのあん・バターとお食事系のキーマカレー&たまごを選択。
外のベンチで出来立てをいただきました。まずパンそのものがふわふわでめちゃ美味しい!あんこもたっぷりでつい「うまっ」と声を漏らしてしまいました。思ったよりも重たくなくペロリと完食。キーマカレー&たまごは家族へのお土産として持ち帰ることにしました。
とにかく種類が豊富で毎日でも通えそうです。銀座にある岩手県のアンテナショップでも売られているようですが、好きな具材を選んで目の前で作ってもらうこのワクワク感は岩手でしか味わえない魅力がありますね。
びっくりドンキーの原点へ
びっくりドンキーの1号店は北海道の札幌市にあることで有名ですが、びっくりドンキーのルーツとなったお店は盛岡にある「ハンバーグのベル大通店」なのだそうです。
おお!なんとも特徴的な外観。本当にびっくりドンキーが食べられるのだろうかとドキドキしながら入店しました。
朝早くから行動していたので、なんとまだモーニングを注文することができました。
おかわり自由のコーヒー付きで600円ちょとだったでしょうか。
店内の木の温かい感じが魅力的で、お客さんは少なかったためのんびりいただくことができました。Wi-Fiも使えて最高のランチでした。
レトロな建築物巡り
盛岡の魅力は食べ物だけではありません。
明治期の洋風建築物が数多く存在するのです。
旅の締めは
朝から自転車で爆走していたのでだんだん疲れが出てきました。
そういえば盛岡で有名なのは、わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺の三大麺ですが、まだどれも食べていないことに気がつきました。
ということで、じゃじゃ麺を求めてじゃじゃ麺発祥の名店「白龍 本店」にやってきました。
卓上に食べ方の説明があるので初心者でも安心です。
ラー油やニンニクを加えてとにかくよく混ぜていただきます。
うまー!黒い味噌が中毒性のある美味しさです。
少しだけ麺を残したところに生卵を入れ、店員さんに「ちいたんたん」をお願いすると、熱々の茹で汁と味噌を加えてくれます。
これがまた美味しい!ちいたんたんのためにじゃじゃ麺を食べたくなるほどです。
ただし、ニンニクと生姜で口の中が大変なことになるので、ブレスケアを持っていくことをお勧めします。
終わり
たった1日の休みでもこんなに楽しめるのかと再認識した1日でした。
人が優しくて美味しいものだらけで意外と東京に行きやすくて住みたくなりました。
近いうちに再訪したいと思います。
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