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僕の好きなパンクロック①
僕 パンク・ロックが好きだっ!
周りに比べて音楽に興味もなかったし、好きな曲とかバンドとかなーんにもなかった僕。
カラオケとか辛いだけ。好きでもない流行りの曲を覚える為だけに聴き、カラオケに行くためだけのプレイリスト 死ね!
そんな僕は中学生の時にパンクロックに出会って沼る。ハマったバンドについて書くぞ 。
日本はあまり音楽のジャンル分けが細かくなく、メロコアとかスカとかもぜーんぶひっくるめて「パンクロック」と呼ぶことがたまにある。
(細かいことはいちいち気にすんなってこと)
ザ・スターリン
80年代を代表するパンクバンドの1つ!
ボーカルの遠藤ミチロウのカリスマ性や暴力的な歌詞や曲調はもちろん、
豚の臓物を客に投げる、自慰行為、放尿など超絶過激なパフォーマンスでパンクシーンを開拓した!
何でもいいのさ 壊してしまえば
お前はいつでも アナーキスト
壊れてゆくのは てめえばかり
糠味噌になって オポチュニスト
吐き気がする程 ロマンチックだぜ
尖りすぎ!!!!!
暴力的で支配的な音楽と思いきやそういった口先だけのパンク思想を一蹴するような知的な歌詞もスターリンの魅力。
とても文学的で日本語の良さがすごく伝わる。
「ロマンチスト」では、アナーキストを自称する薄っぺらいやつのことをオポチュニストでロマンチックだと皮肉ってる。
インテリパンク恐るべし。
父親は僕によくスターリンを勧めていた。
明らかに間違った教育方針だと今なら分かるが
パンクに出会えたのでとても感謝している。
おすすめアルバムは「虫」
THE BLUE HEARTS
もはや説明不要。
日本のパンクのイメージを変えたのは間違いなくコイツら!
不条理への反抗、青春、愛など、ストレートな歌詞とキャッチーなメロディで圧倒的支持を得たバンド。
暴力的で危険なイメージが先行していた日本のパンクロックの印象をがらっと変え、その後の音楽シーンに多大な影響を与えた!
ポップスやアイドル曲が人気だったなか突如現れ
た異端な存在は、弱者に寄り添うあまりにも純粋な歌詞で僕を泣かせた。
優しい歌詞が注目されがちだが「1985」などしっかりとパンクの精神性が現れている曲も大好き。
ファーストアルバムの1曲目からリピートしすぎて全然先に進めないのはブルハあるある
僕等は泣くために 生まれたわけじゃないよ
僕等は負けるために 生まれてきたわけじゃないよ
おすすめアルバムは「THE BLUE HEARTS」
銀杏BOYZ
僕の人生を狂わせた悪魔のバンド!
スターリンやブルーハーツの影響をバリバリに受けている峯田和伸を僕が好きにならないはずがないだろ!
アルバムの1曲目、「日本人」から始まる衝撃を僕は未だに覚えている!
ああ、これが音楽の完成系なんだ と14歳の僕は洗脳され、このバンドに一生ついて行こうと心に決めたのであった。
パンクロックは怖いもの という固定概念は、
欲望むき出しでド直球、ストレートなのに捻くれた歌詞と下手くそな歌に爆発的なサウンドでぶっ壊された。
弱者の味方というよりも、教室の隅っこにいるようなモテないやつの味方ってイメージ。
恋愛感情をいままで抱いたことのない僕は
銀杏BOYZを聴くことで疑似恋愛をしていた!
人を好きになるってこんな気持ちなのかなと想像し、歌詞を書く時は銀杏BOYZを聴いている。
「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」と「DOOR」は僕の人生に1番大きな影響を与えている。
未だにライブ映像とか見まくってステージングやMCやらを真似しまくっている。
これらのバンドに僕はとても強く影響を受けているであろうことは間違いない。
それは音楽的なことでもあるが、僕という人間の思想に強く根付いている。
劣等感、自己肯定感の低さ、超理不尽な社会への怒りや反抗思想、逆張り、愛、家族、友達、、、
パンクロックはどんな時も優しい。
これからも僕はパンクロックに助けられながら共に音楽をやっていくのだろう!
次回、好きなパンクロック② でお会いしましょう