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自由律俳句〜令和4年 清明

清明 茹で玉子の殻剥いて



四つ葉のかたばみ探す草とり



南風で乾いたタオルの匂い



数分でデニムに熱たまる真昼



ウィルキンソン弾けた春の宵



寒暖差 気怠く冷える朝



あと一つでゾロ目のナンバープレート



軽い憂鬱のような雨が降る



歌を覚えた下校中の子ども達


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