SQUARE AREA(2023/11/04_ソワレ)
大阪に戻ってきたあとに壱劇屋東京支部さんを知り、そのあとに壱劇屋さんの大阪本体を知るという、結構謎経路で観ることになった舞台。
正直。
わたしは「ことば」が好きなので。
書かれている文字も、人の口から紡がれる物語も、わたしにとってはすべて「ことば」で。
(感覚的にも聴覚優位なので、目よりも耳で物事把握するタイプ)
(要するにバリバリ会話劇の6番シードさんなんかはもう激ハマりなわけですよ)
なので、比較的身体表現に重きをおいている(と聞き及んでいる)壱劇屋さんの舞台は果たして楽しめるのか、という一抹の不安はあったんです。
いや、動きつっても、東京支部さんの殺陣とかやと派手やん。
でもパントマイムってどうなん?って。
……で、結論。
面白かったw
いや、聴覚優位とかいいつつね、ビジュアル的にもものすごく面白かったのよ。
あのゴム(だよね?)使った動きとかすごすぎん?
よく絡まないなと思いながら見てました。
激しくなくても、計算された動きって、人を惹きつけるものなんやね。
舐めててごめんなさい。
(いや別に舐めてはいないんやけど、わたしの想定が甘くて浅はかだっただけ)
もちろん、動きの部分だけやなくて、ストーリーも良かったんよね。
素直にここやと思う。
完全に謎が謎を呼ぶよくわからん状態から、だんだん「あ、そういうことか」って腑に落ちていく流れが好き。
謎解きタイム、ばばーん!
とかじゃなくて。
ちょっとずつ「感付いていく」感じ。
「その歌」のくだりとかね。
(発音が微妙だったのは、「其の」ではなく「楚の」だったから、と分かったときの「ああ!!」の感覚は気持ち良かった)
あのなんとなく感、好きやなあ。
そこらへんがしっくりきて、かつ、印象的な動きや場面の切り替え。
あの四角い枠の中だけであの物語を展開できるってすごい。
結局舞台(に限らんけど)って、何か伝えたい主題とか物語があって。
それをセリフなのか歌なのか殺陣なりマイムなりの動きなのか、それぞれ違う表現でみせてくれてるだけなんよな。
人によって、それらの受取やすさとかは違うんやろうけど。
ちゃんと届けば、きっとそれは面白い。
壱劇屋さんのお芝居は、ちゃんと届きました。
ふふふ。
そんなわけで年末の合同舞台もちゃんと申し込んだよ!
いい年の締めくくりになるんやない?
あ、最後。
今回のわたしの推しはざこりーぬちゃんですw
(相変わらずこういうの好きやなw)
(でも好きなんやからしゃーない)
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