相手にとって価値ある営業トークとは何か?を考えたことがありますか?
価値ある営業トークって何だと思いますか?
営業トーク自体には価値は無いんじゃない?(と思うかもしれませんね)
聞き手が、その商品の特徴やメリットを理解すること?
正解の気がしますが、多分それは、営業する側の思惑の範囲内だと思うのです。
これだけでは、買うと良いことがありそうだなと相手が思っているだけで、その人自体、実際には何も変わっていない。
だから、商品はわかったけど、私が買うかどうかはまだ判断できない、という話にもなる。
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営業トークの時点で、聞き手の新しい可能性や成功、未来がほんの少しでも進む(明確になる、想像しただけでワクワクする、すでにそれを実現したくて仕方なくなる)。
そんな対話の時間になることが価値だと思うのです。
人間の欲求は、自分の問題を解決するか、自分の願望を実現するかの2つしか無いわけです。
営業時点で、問題解決か願望実現がほんの少しでも進むこと。
これが価値ある営業トークではないかと思います。
その意味においては、
「この商品は、(今の私にとっては)必要ないです。」
という結論に至る営業も相手に価値を生んでいます。
相手にとっては、今、何が必要ないかが明確になったわけです。(迷いが少なくなりました。)
勧める側としても、今後は異なる話をすれば良いとわかるわけです。
なので、価値ある営業の順は、
自分に必要だとわかった(マッチングした)
↑
自分に必要ないとわかった(アンマッチングした)
↑
(商品内容はわかったが)自分には必要か不要かははっきりしない。
だと思います。
そんな視点で営業を受けたり、営業を行ったりすると、これまでとは何か変わるでしょうか?
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