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「地域における自分」とは

今回は「地域」との関わりにまつわる投稿です。

ボクが親になってから早8年が経ちましたが、事あるごとに感じるのは、息子達の成長は地域の人に見守られてきたな〜という思いです。

例えば、児童館の先生。長男(小2)が赤ちゃんの時から仕事が休みの日は児童館に立ち寄り、パパ初心者のボクと息子を温かく見守ってきてもらいました。次男(年中)と三男(1歳)も常連さんで、ボクの家族だけでなくこの地域のこどもの拠り所となっています。信頼できる先生がいてくれるので親としてとてもありがたい環境です。

また、習い事の指導者や先生も。指導熱が高まって時に厳しく指導されることもあるようですが、お互いの信頼関係がある中なので「もう辞めたい」「行きたくない」といったことは今までにありません。怒られてしょんぼりしても、沈み込まずにグっと踏ん張れる「心のしなやかさ」を育ててもらっていることを実感します。

その他にも、近所のおっちゃん、犬の散歩の時にあいさつをしてくれるおばさん、息子達の友達のママ・パパなどの存在もあります。

こども達の生活のあらゆる場面に地域の目があることは、突然のケガや体調不良といった安全面や防犯の観点からも有効だなと感じます。

このような実感があるからこそ、コミュ力が決して高くないボク(笑)も地域と関わることを大切にしています。

パッと思いつくのは、
・幼稚園、小学校のパパさんクラブ
・子供会(廃品回収)
・スポーツクラブのパパさんコーチ
・町内会活動への参加(公園清掃など)

といったところです。こういった組織は、会社とは違った独特のルールや慣習が残っていたりして負の側面が強調されがちですが、ボクは、自分なりの距離感で関わることを大事にしています。

例えば、パパさんクラブでは、活動内容が自分をご機嫌でいさせてくれるものかどうかを参加・不参加の判断軸に置いています。露店を丸一日出すといったイベントは、お客さんの状況によって手持ち無沙汰になることもありますし、十分に顔見知りでない人と長時間気を遣いながら過ごすことは自分にとってマイナスの方が多かったりします。

パパさんコーチも練習日は必ず顔を出す!という断固たる決意でいるわけではなく、息子達と行きたいイベントがあればそちらを優先したりします。

でも、参加する時は受け身でいずに、自分にできることをやろうとしています(できているかどうかは置いておいて→これ大事!)。

また、他者の関わり方についても自分の関わり方と同様に尊重する必要があると考えています。関わっているのはボクの意思なので、他者にはそれを強要できません。

「関わり方はオプションフリー」
「関わる時は責任を持ってコミット」
「自分の関わり方を他人に押し付けない」

これがボクの地域との関わりで意識していることです。

地域コミュニティの希薄化というキーワードでよく語られますが、自分なりの距離感で関わって社会や地域に貢献する。それが巡り巡って自分に還ってくる、そんなポジティブな連鎖がもっと広がればいいなと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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