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河合隼雄さんへの感謝🍀
noteの皆様 いつもありがとうございます。今日は、臨床心理学者、
河合隼雄さんへの感謝を込めて拙い記事を書きます、どうかよろしくお願いします。少し長いですが、お時間あればお読みくださいませ。
この本のことを書きました。
「こころの処方箋」
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河合隼雄倶楽部の皆様、はじめまして。
キキョウ草と申します。どうぞよろしくお願いします。
河合隼雄倶楽部様
こんな素敵な倶楽部があることを、noter あやのん様が教えてくださいました。ありがとうございます。
たいへん恐縮ですが、私も参加させてくださいませ、よろしくお願いします。
私は以前noteで、尊敬する河合隼雄さんの本について2つ、拙い記事を書きました。
「生きるとは、自分の物語をつくること」
は大好きな本で、読書感想文として書きました。
「こころの処方箋」は、何度も何度も読んだ宝物です。表紙がボロボロになり今は、大好きな和菓子屋さんの包装紙でカバーをしています。
今日は、おかげさまで
「こころの処方箋」を久しぶり読んでおります。
目次の1から55まで、どのページも有り難く、心に沁みて魂に響いてきますね。
こうして目次を目で追うだけで、そのページを読んだ時の自分の苦しみや悲しみが蘇ってきて
しみじみします。
当時私は、子育てが難しくて悩んでおりました。「仕事が忙しいから」と、あまり話を聞いてくれない夫にも不満を持っておりました。
「自分は家族のためにこんなに毎日努力しているのに、どうしてなんにも
うまくゆかないのだろう?」と、若くて愚かな私は、グルグル考えておりました。
グルグル考えながら本屋さんにへ行き、この本と出会いました。
そうして目次1
"人の心などわかるはずがない"を読んで、
「それはそうだよね」とつぶやき
目次2
"ふたつよいことさてないものよ"を読んで少し気持ちが落ち着き、、(上の記事に書いております)
うなづいたり首を傾げたりして読み進み。
目次21
"ものごとは努力によって解決しない"
を読んで、
「えーっ!なんてこと?努力は無駄なの?」と嘆いてしまいました。
それでも思い直して、もう一度最初から読んでいるうちに速かった呼吸も落ち着き、心も落ち着いていった記憶があります。
そうしてこの項目の最後の文章
"解決などというのは、しょせん、あちらから来るものだから、そんなことを「目標」にせずに、せいぜい努力でもさせて頂くというのがいいようである"
を読んで笑ってしまいました。
、、、
もう、河合先生ったら。
あちらから来る?とは
一体どちらからかしらん? 神のみぞ知る?
「まあいいか、 愚かな小さい存在の私は、せいぜい努力でもさせて頂くことにしましょうか」と
ぶつぶつ言いながら鏡を見ると、そこには嬉しそうな顔の私が映っていたのです。 あの日、本屋さんではきっと、暗い顔をしていた私が。
そうなのです、河合隼雄さんの文章を読むと、不思議と何だか楽しくなることが多いですね。
先生に自分の悩みや苦しみを聞いてもらったわけでもないのに。
あの優しい笑顔に包まれて、
カウンセリングしていただいたような錯覚に陥る、。
そうして、
心が温かくなり、
魂が喜ぶ とでも言いましょうか。
「ああ、なんて凄い人なのだろう」と いつもいつも思います。
そして
「たくさんの人の悩みや苦しみに耳を傾けてくださったけれど、
先生ご自身の悩みや苦しみを聞いてくれる人はいたのだろうか?」
「阿弥陀様とお話して、、、
話が長くなりすぎて
あちらから こちらにはもうお帰りになれなくなったのかしら?
」と 思ってしまいます。
noteの ならまち月燈様は、実際に河合隼雄さんに会って何度も会話されたことがあるそうで、びっくり!素敵ですね。
素晴らしいお話を聞かせてくださり本当にありがとうございます。
私も細々とnoteを続けてきてよかったなと改めて感じます。
ありがとうございます。
河合隼雄様
おかげさまで私は、
"ふたつよいことさてないものよ"
と、"呪文のように"
ぶつぶつ唱えながら、ぼちぼち 元気に暮らしております。
ありがとうございます。