頭の”よはく”のつくり方
こんにちはさきしまです。
今日は久々の読書レビュー回!(あんまり得意ではありません。笑)
今回、拝読した本はこちら!
自分らしく生きるためのよはくの重要性、
社会の様々なノイズから自由になる具体的な方法が紹介された本です!
著者は思考の整理家の鈴木進介さん!
最近はたくさんの本を読んでいますが、
その中でこの本はわかりやすく、とても読みやすい本でした!
しかし、そのエッセンスはとても濃厚!
・日々忙しく余裕がなくなっている
・自分軸の生活習慣を手に入れたい
そんな方におすすめの一冊です。
この本は大きくわけると3ステップに分かれます。
「よはくの大切さ」
「よはくのつくり方」
「その具体的なやり方」
それぞれの概要と感想を書きます!
よはくの大切さ
なぜよはくが必要なのか。
それは以下の3つだと本書には書いてあります。
・自分が本当にやりたいことに取り組むため
・自分らしい生活を手に入れるため
・不安や焦り、ストレスから自分を守るため
しかし、僕たちは忙しい毎日の中で上手くよはくをつくることができません。
それは日々たくさんの情報の中で生きているからです。
スマートフォン一つで大量の情報に、瞬時に、そしてタイムリーに、アクセスすることができます。しかも、ほぼ無意識に。
これは便利である一方でとても怖いこと。
限られた時間の中でできること、考えられることは限られますが、僕たちはついつい多くの情報に反応してしまいます。
そして過剰に反応して疲れてしまう。
自分の時間が自分の意図しない方向で使われてしまいます。
「もっともっと」という欲に支配されて自分の本音とは違うところで疲弊してしまう。
日常に潜む「依存、散漫、脅迫概念」が僕たちから余裕を奪っていきます。
そんな日々から脱却するためには、意図的によはくをつくることが大切です。
よはくをつくるためのあり方
ではどうやってよはくをつくるのか。
頭の中によはくをつくるには、
具体的なやり方の前に、今の「あり方」を決めることが大切です。
本書には5つの原則として紹介されています。
原則①:自分の本質を明確にする
原則②:捨てる
原則③:減らす
原則④:自動化
原則⑤:振り返る
ざっくりまとめますと、
自分の軸を持って自分に本当に必要なものを選ぶ。
それ以外のものは意図的に捨てる、やらないという意識をもつことが大事だと書かれています。
5つの原則は上記の順に並んでいましたが、私個人としては3段階の階層に分けて考えることが大事であるかなと思いました。
3段階でよはくをつくる(さきしま感想)
↓ここからは私の感想と意見です。↓
5つの原則を以下の階層で理解するとよいのかなと思います。
原則⑤:振り返る
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原則①:自分の本質を明確にする
ーーーーーーーーー
原則②:捨てる
原則③:減らす
原則④:自動化
自分の本質に気づく為には、まずは徹底的に振り返ることが大切だと思います。
なぜなら自分の本質は新しくつくるものではなく、過去の経験や気持ちの中にすでにあると思うからです。
新しくつくろうと思うと大変ですが、もともとあるものに気づくという視点ならば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
本質に気づく為には自分の現状と過去について、しっかり何者からも邪魔をされない環境で考えることが大切です。
そこでは「~すべき」「~しなければ」「~の方がかっこいい」といった外的な動機を排除します。
「~でありたい」「~をしたい」のような自分の本音、内的動機に基づく自分のあり方を考えることがポイントです。
でもこれが本当に難しい。
めちゃめちゃ難しい。
言葉で理解する以上に難しいです。
#3回言った
正直、私も立ち止まる(休職する)までは全然できていませんでした。
週末の休みだけで考えることなんて到底できません。
今まで自分の中で隠し続けてきた本音、色々なものが邪魔をして、見つけることが難しくなっていたのです。
その邪魔を取り除くためには、精神的なものだけでなく、物理的な環境を整えて自分と向き合う必要があると私は思います。
(そういう意味では会社(今の環境)から物理的に離れる休職は、邪魔から距離を置くのに適切な時期だと思います!)
それができるとようやく自分の”大事にしたいもの”が見えてきます。
その内省を伴う振り返りを経て、自分が今大事にしているもの、これから大事にしていくものを決めます。
ここではきちんと目に見える形で言語化することが大事です。
そこまでこれば後はスムーズ。
自分の大切にしたい軸を中心に置き、それ以外の捨てるものや減らすものを決める。そして軸に応じて、必要な場合は自動化していく。
このような流れで理解していくのがスムーズであるかなと思いました!
でもできない。。なぜ?(さきしま感想)
ということで本を元に少し自分の意見を混ぜてみました。
しかし、文字にするのはわりと簡単で、理解するのも簡単ですが、現実はなかなか上手くいきません。笑
本には続いて具体的な方法が書いてあります。
読んだ直後はできそうな気がします。
でも気づけば、また自分を見失い、よはくを無くしている。。。
そんな人も多いのではないでしょうか。
しかし、落ち込む必要はありません。
それだけよはくをつくることが難しい社会を生きているということです。
本にも書いてありますが、その中でも立ち止まって自分の気持ちに向き合う時間をつくるかが大切です。
自分を知れば、情報に流されなくなり、よはくが確保できます。
すると、ストレスや時間に縛られない自分らしい人生が送れるようになる。
立ち止まって自分の気持ちを考えることが大切だなと再認識できたとても良い本でした!
(同時に休職期間ってよはくをつくる準備ができる最適な期間だな!とも)
それではまた!
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