仕事でもプライベートでも 選択肢を増やすというのは幸せに近づくヒント
私は仕事がら企業のリサーチ資料や論文を読むことが多いのですが、最近むむむ、と気になった情報がありました。
それは
「今の日本は女性管理職が少ないという意味で、まだまだ働き方改革が必要である」
という、女性の社会進出の遅れを問題視したものでした。
なんかモヤモヤする〜と思いました。
というのは、私個人はあまり「管理職」という言葉にも役職にも魅力を感じにくいな、と思ったからです。
一般的に女性は男性と比べて競争心や闘争心が薄いことが分かっています。また、女性の方が人や社会とのつながりや自己実現によってモチベーションをもちやすいということも分かっています。
「全ての人は管理職を目指したいに違いない。なのに実際には女性管理職が少ないのは企業側が役職を与えないからに違いない。」
なんかこういう主張な気がして、「ん〜とても男性的なものの見方だなぁ」と思いました。
女性のみなさんいかがですか?
「生き生きと楽しく働ける」
「強みを活かして働ける」
「働きやすい」
「家族との時間を大切にできる」
こういうことと、
「管理職という役職をゲットする」
ということはイコールじゃないよなぁと感じる方も多いんじゃないかなと思います。
それをある経営者の方に意見を伺ってみたら、多くの企業では出世の方法が「はしご型」になっていることが問題の一つだとおっしゃっていて、なるほどなと思いました。
はしご型というのは、前の人の残した上司像があって、一つの道しかない「はしご」を登っていくようなキャリアのことですね。
それは多くの場合男性社会で作られたものなので、登れば登るほど長時間労働などの
「体力勝負が美学」
の価値観に自分を合わせていかなければなりません。
その経営者の方は、それがジャングルジム型であればいいのにね、とおっしゃっていました。ジャングルジムであればいろいろな登り方がありますよね。
真ん中の一番高いところをまっすぐ登ることもできれば、周りを見ながら端を登ることも、中を曲がりくねって観察しながら登ることもできます。
昇給=昇進=まっすぐしか選択肢がないはしご
では苦しいですよね。
とはいっても社員側が主張するだけで何とかするのも難しいのが現実です。
「いろんなキャリアの選択肢を認められる」
そんな働き方が増えればいいなと思います。
データ活用と人事ってなかなかイメージが付きにくいと思うのですが、最近人事の相談をいただくことが増えてきました。
・職務満足度を高めたい
・社員から求められていること知りたい
・もっとサポートしたい
こんな相談をいただけることはとても嬉しいことですね。
ロジカルにあたたかく
私もデータ分析の答えの中にはいろんな選択肢を持ちたいなぁと思います。
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★海外在住ですが、日本からのお仕事も対応させいてただいています。
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