読書感想文~金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
こんにちは、ともです。今回は、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント ロバート・キヨサキ 著」を読みました。
概要
「金持ち父さん 貧乏父さん」に続いて、2冊目を読ませていただきました。ロバート・キヨサキ氏の本は、一部現代日本に当てはまらない部分もありますが、お金持ちを目指す上で必要なマインドを学ぶには必須の本と言える気がします。
本書の概要はご存知の方も多いと思いますが、お金の稼ぎ方は
E:従業員、S:自営業者、B:ビジネスオーナー、I:投資家
の4つに分かれるという事です。そして、経済的自立のためにはBとIが特に重要と明記されています。
日本でのFIREブームに乗っている人の多くはEから給与所得を得て、Iで投資をして資産を増やしているかと思います。
しかし、世の中のお金持ち(ビル・ゲイツなど)の多くはBで成功した人達であり、本書でも特にBでの稼ぎ方についても重点的に書かれています。
ビジネスオーナーについて
ビジネスオーナーとして成功するには、お金を稼ぐシステムを持って維持することと、人を雇ってコントロールすることの2点が重要とされています。
システムを持つには、自分で作る(起業する)他に、既にできているシステム(フランチャイズなど)を購入することも可能とされていました。それらのシステムを手に入れた後に、上手に維持する知識と技術が必要です。
さらに、システムを維持できるようになったら、実働してくれる人を雇ってコントロールすることも必要です。そのための知識、技術も学ぶ必要があります。
このように、Bとしての立ち回りやマインドが説明されていますが、これより具体的な方法論などについては記載がありませんでした。この本だけでビジネスオーナーとして成功できるとは思えませんでしたが、たくさん学ぶ中のひとつとして読む分には必須級と思えました。
投資家について
本書では、投資家を7つのレベルに分けて考える方法が紹介されています。一部分かりにくい、納得できない部分もあったので、僕なりの解釈をして使わせていただきます。0:借金(ローン含め)をしてまで浪費に走る人
1:投資をしていない人
→現在のNISA口座の利用率を見るに、多くの大人がこの分類でしょう。
2:何らかの「投資」をしてみてる人
→積立NISAやidecoなど、意味もわからないまま課金していたかつての僕はここに当てはまると思います。
3:長期投資家
→今の僕はこのレベルで訓練中です。
4:より大規模な投資家
→両学長など、多くの人の役に立つ投資を行っている尊敬すべき人達がここに当てはまります。
現実的にはこの4つ(0は論外として)に分類するのが良いのではないでしょうか。
本書では、投資家として成功するためにはレベル3にいち早く到達し、3のレベルを極めることが必須であると述べられています。FIREをめざしている人の多くがレベル3で訓練中でしょうか。今の方向性が正しいと信じ、時間をかけて学ぶ姿勢を忘れずにいたいですね。
また、最終目標がレベル3であり、到達しているのであれば続きは読まなくて良いとのことでした。この先は、より高度で複雑な話となっておりました。
という事で、途中までの感想に留めたいと思います。より詳しいところまで知りたい方はぜひ読んでみてください✨