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値段は高いけど読むべき価値がある本📕「グラッサー博士の選択理論」

ファシリテーター: 魁太郎
薬剤師&メンタルコーチ: 戸之宮詳子


魁太郎: こんにちは、皆さん!本日は「値段は高いけど読むべき価値がある本をご紹介コーナー」へようこそ!今回は特別ゲストとして、しなやかメンタルの専門家、戸之宮詳子さんをお迎えしています。詳子さん、よろしくお願いします!

戸之宮: よろしくお願いします。お招きいただきありがとうございます。

魁太郎: 今日は選択理論心理学についてお話しします。これは、アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱した理論で、私たちがどのように行動し、良い習慣を身につけて、他人と良い関係を築きながら幸せに生きる方法を教えてくれます。詳子さん、選択理論心理学についてどのようにお考えですか?

戸之宮: 選択理論心理学は非常に興味深い理論ですね。特に、私たちの行動や思考がどのように形成され、どのように改善できるかを理解する上で非常に有用です。私のメンタルメソッドにも通じる部分が多いです。

魁太郎: そうですね。まず、選択理論心理学の基本的欲求についてお話ししましょう。これは、マズローの欲求5段階説に似ています。人は皆、愛・所属、力(承認)、自由、楽しみ、生存という5つの基本的欲求を持っています。詳子さん、この5つの基本的欲求についてどう思われますか?

戸之宮: これらの欲求は非常に普遍的で、誰もが持っているものだと思います。特に、愛・所属の欲求は人間関係において重要で、力(承認)の欲求は自己肯定感に関わります。自由と楽しみの欲求も、私たちが自分らしく生きるために欠かせません。生存の欲求は、もちろん基本的な安全と健康を確保するために重要です。

魁太郎: 次に、「上質世界」についてお話しします。上質世界とは、自分の基本的欲求を満たす人や物、状況のことです。例えば、楽しみの欲求を満たす方法は人それぞれで、本を読む人もいれば映画を見る人もいます。詳子さんはご自身の上質世界についてどう考えますか?

戸之宮: 私の上質世界は、家族や友人、そして仕事における達成感が中心です。特に、メンタルコーチとしての活動を通じて多くの人々の心の健康をサポートすることが、私の楽しみや力の欲求を満たしています。また、趣味としての読書や旅行も私の上質世界の一部です。

魁太郎: それは素晴らしいですね。良い人間関係を築くためには、7つの致命的習慣を避けることが大切です。これには、批判する、攻める、文句を言う、ガミガミ言う、脅す、罰する、褒美でつるが含まれます。逆に、7つの身につけたい習慣を実践することが推奨されます。詳子さん、この点についてどのように感じますか?

戸之宮: 7つの致命的習慣を避けることは非常に重要です。批判や攻撃的な行動は、相手との信頼関係を壊してしまいます。一方、傾聴する、受け入れる、励ます、支援する、信頼する、尊敬する、違いを交渉するという7つの身につけたい習慣は、人間関係を健全に保つための基本です。私も日々のカウンセリングやコーチングでこれらの習慣を実践しています。

魁太郎: 全行動についても触れたいと思います。選択理論心理学では、人の行動は「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つで構成されるとされています。感情や生理反応は自分でコントロールしにくいですが、行為と思考は変えることができます。詳子さん、全行動の考え方はどのように実践されていますか?

戸之宮: 全行動の概念は、私たちが自分の行動や思考を意識的に選択することの重要性を教えてくれます。特に、感情や生理反応に引きずられず、冷静に行動と思考をコントロールすることが大切です。私のメンタルメソッドでは、リラックス法やマインドフルネスを取り入れて、クライアントが自分の行動と思考を適切に選択できるようサポートしています。

魁太郎: 最後に、自分の人生を選ぶという選択理論心理学の核心に触れましょう。過去や他人は変えられないが、未来と自分は変えられると考えます。自分の行動を選び、その結果に責任を持つことで、より良い人生を築くことができます。詳子さん、この考え方についてどう思われますか?

戸之宮: 自分の人生を選ぶという考え方は、非常に力強いメッセージです。過去の出来事や他人の行動に対しては無力であっても、自分の行動や選択には責任を持ち、未来を変える力があることを理解することは、自己成長と幸福への第一歩です。私のメンタルメソッドでも、クライアントにこの考え方を伝え、自分自身の選択と行動に責任を持つことを強調しています。

魁太郎: 今日は本当に貴重なお話をありがとうございました。最後に、選択理論心理学について詳しく知りたい方におすすめの書籍があれば教えてください。

戸之宮: もちろんです。ウィリアム・グラッサー博士の『グラッサー博士の選択理論』は必読です。また、日本語での関連書籍も多く出版されていますので、ぜひ手に取ってみてください。

魁太郎: ありがとうございました。次回も楽しみにしています。皆さん、ありがとうございました!またお会いしましょう。


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