社会人からの歯科衛生士は損なのか。
歯科衛生士さきです!お口の親子教室やってます。
歯科衛生士だけど個人事業主してます。
私は社会人入学をしてる歯科衛生士です。
年数で言うと現役から4年遅れで、現在7年目になります。
社会人入学だと年齢の割に経験年数がと言われることもありますが、本当に社会人からの歯科衛生士は損なのか?私の考えとストーリーを合わせて書いていきます。
高校は商業高校
地元の県立商業高校でプログラミングとか情報処理とか勉強していました。部活は吹奏楽部。クラリネット吹いていました。
進路を迷っていた時、クラリネットで大学行きたいな〜と思って音楽科のある大学の体験入学に行きましたが、「あ、ここ違うは」って直感で感じ、音楽の道は諦めました。
母子家庭ってのもあって、親に迷惑かけられないな〜〜〜から就職するっか。と、何とも自分の道を歩んでいない高校生(笑)
そんな感じで、もちろん親が「ここがいいんじゃない〜」と言ったところに就職しました。(今の私からしたら本当残念すぎる)
就職して夢を見つける系
就職して、お金を貯めてからやりたいこと見つければいいか〜と思い文具系地元企業に経理で入社。
文房具は好きだったし、パソコン触るのとかも好きだったのでやっていること自体は苦ではなかったです。
でも会社が家族経営ってのもあって奥さんとか、息子とかその辺の関わり方がめんどくさかったのを覚えています。機嫌を取らないといけないなっていうのがありました。
やりたい仕事ではない。
人の機嫌を気にする毎日。
ボーナスない。
あ、未来ないなってふと思いました。
これは会社の未来だけじゃなくて、私の未来もここにはないなって感じました。
何か一生使える資格を取ろうと、まずは介護系の通信で勉強しました。
はい、一瞬で挫折。
本腰入れないとなってなり、
職業を本やら、人に聞いたりしていたら
近くに「歯科衛生士」さんがいました。
近くに歯科衛生士さんがいるのに、なるのはどう何だろう?と躊躇しましたが、結構勢いで退職願を出し、その歯科衛生士さんのつてで歯科医院に助手でアルバイトで入り、「歯科衛生士」ってどんなことをやるんだ?を解決するために1年間アルバイトして近くで観察していました。
4年遅れて社会人入学
22歳の時に歯科衛生士学校に入学。
今でも思い切った行動したな〜と自分を褒めたくなります。
自分で決めて職業を選び、
自分で決めた学校に入学。
だからか、歯科衛生士めちゃくちゃ楽しくて。
掘ればどんどん新しいことに出会えるし、
自分ができることってこんなにもあるんだって嬉しくなる。
特に今繋がっている人は社会人入学をした歯科衛生士さんが多い印象です。自分の人生かかってるからね。嫌で始めたわけじゃないし、しょうがなくでもない。
自分の人生だから自分で決めたいって思っていたけれど、
高校生の時はやっぱり情報がなくて、親に頼っていた自分もいました。
親のせいにしていた時もありました。
自分の価値観って本当は何なんだろう?
そもそも私から生まれる価値観ってあるのか?
こんなことを最近思います。
私の場合、自分の価値観が生まれたのがこの「歯科衛生士」になると決めた時だった気がします。
高校卒業の時には自分の価値観がなかったんだと思います。
一応、社会人経験をしたので領収書の書き方もわかるし、電話もわかるのでその経験は少なからず個人事業になったときに活きていると思います。
あの頃の経験は無駄じゃなかったです。
もうすでに自分が持っているものは
実は他人には経験してこなかったことだったりするんです。
だから私は
社会人からの歯科衛生士は損じゃないと断言します。
むしろ強みしかないです。
年数なんてただの数字でしかないの。
何をやってきたか、何を伝えたいか、どんな想いで患者さんと携わってきたか。
ここの方がもっと大切だと考えます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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