いつのまにか地方で可能になったこと
東京から北海道に移住して6年目。
夫婦で小さな会社を経営しています。
そして2020年からコロナ禍となり、仕事も生活スタイルも本当に大きく一変したこの1年半。
振り返ると怒涛のような日々だったなと感じます。
ここ1年半の変化
コロナ禍になってから、会社の仕事のポートフォリオが変わりました。
宿泊事業
コンサルティング
ヨガスタジオ運営
これらがメインの仕事でしたが、コロナ禍の影響はとても大きかったといえます。
宿泊施設は、当然のことながらインバウンドのお客様は見込めなくなりました。(それまでは90%が海外からのお客様でした。)
ヨガスタジオのレッスンも今までと同じようにはできなくなりました。
とはいえ、なんとかしようと、色々なことを試して、
大きく舵を切る1年だったと思います。
1)ヨガスタジオでのレッスンを全てオンラインに
これは2020年2月末から全てオンラインでのレッスンにしました。
東京や大阪など北海道以外の参加者が増えてきて、地方にいてもどこにいても場所や空間という制約がなくなったことが大きかったと思います。
そして定額サブスクリプションの形を取りました。
2)主人は新規でフルリモートの外資系企業のコンサルティング
会社でコンサルティングを担当しているのが主人なのですが、
こういった仕事はフルリモートで同じような求人や仕事が移住した6年前にあったかといえば、なかったと思います。
たいていは外資系の日本オフィスは東京や大阪などの大都市にありますので、そこでの勤務になることが多く、そもそも地方に住んでいるとそういった求人自体少ないのです。しかし、去年から主人はフルリモートで東京オフィスとカルフォルニアの本社と連携してリモートで仕事をしています。
ここ1年で大きな変化が起きているなと感じています。
3)宿泊施設は長期滞在、ワーケーションでの滞在にコンセプトを変更
これは地方だからできる働き方かどうかは別として、
インバウンド向けだった宿泊事業を、ワーケーションや長期滞在が快適にできるように設備を整えました。安心してそして便利に滞在いただくために、通信環境だったり、ウィルス対策の設備もできる限り導入しています。
私たちが移住した6年前は、テレワークできるのはごく一部の人だけでしたが、テレワーク、リモートワークが一般に可能になってきた今、まさに「地方で可能になった働き方」をサポートするための場所、というイメージです。
移住する場所を探している人や、ワーケーションで長く滞在したい人のための施設へとシフトしています。
地方で可能になった働き方
地方に住んでいる、という立場からすると、
今は地方に住んでいるデメリットがかなり減ったと感じています。
先に述べたように、外資系のフルリモートの仕事も地方にいても受けることができるようになったので、必ずしも大都市に住む必要がなくなりました。
また、オンラインでのビジネスになると、空間、距離は関係なくなりますので、ここでもデメリットがなくなります。
地方へ移住するなら
地方へ移住しようと考えているかたも、今はテレワーク、リモートワークができるお仕事なら「転職なき移住」が可能になると思うので、じっくりと自分が住みたい場所を探してみるのもいいのではないかな、と思います。
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6年前の移住する前後の話、コロナ禍でのサバイバル(去年の夏頃まで)のドタバタについて書いています。
***ワーケーション・長期滞在に***
定期的に体を動かしたい、という人には、
*** オンラインヨガ ***