文学フリマ東京38で日記の本を販売します🍋
みなさん、こんにちは!れもん さきです🐑🍋
2023年11月18日から(ほぼ)毎日日記をつけています。
これまでの日記をまとめた『あなたは怒られたことがないでしょ』を5月19日(日)の文学フリマ東京38で販売することにしました!いえい!
この日記の本は夫との日常のこと、こどもと関わった日々のこと、退職して転職した日のこと、立春にうんこ踏んだ日のこと、とにかく寝坊しまくる日々のこと、夫の鼻の穴に指をつっこんで記憶を奪う日のことなどで構成されています。
はじめての自主制作ということで、ひよって30部しか刷ってないので「もっと刷ればよかったな〜」を実現させるためにも是非文フリに遊びに来て買ってください!
れもん さきについて
ちょこっと自己紹介🐑🍋
ねえ、ちょっと待って、さきちゃんのことは知ってるけどさ、「れもん さき」って何?誰?急にペンネームどした?と思っているそこのあなた。私もいま「こんにちは、れもん さきです!」って挨拶してちょっと恥ずかしくなってるのであんまりつつかないでください……。照
日記の本『あなたは怒られたことがないでしょ』が完成するまで
【れもん さきがしたこと】
日記をつける・タイトルを考える・約半年分の日記をすべて読み返して本に載せる日記を選ぶ・誤字脱字チェックをしながら読みやすいように文章を整えたり整えなかったりする・表紙の挿絵をもがきながら描く・おぱんちゅ丸出しだけどこれでいいのかかなり悩む・かなり悩んだ末、よくあるエモいイラストに大きめのTシャツを着たおぱんちゅ丸出しな艶肌女子がくたくたな部屋でくたくたしてるやつあるよな!それと同じや!となり開き直る・自宅で印刷したものを一枚一枚手で折り愛でること2時間半、白目を剥き頭痛に襲われる・「これどうするん?」「間に合わんかもしれん」「夫ありがとう〜〜〜さいの〜う!」と何度も言う
【夫がしたこと】
InDesignを使って『あなたは怒られたことがないでしょ』のデザインをする・紙選びのアドバイス・自宅コピー機を動かし1冊104ページの本を30部印刷する・バイトに行った私の代わりに製本作業をして肩痛める・裁断するためにキンコーズまでZINEを持っていく・自宅に簡易的な撮影スペースを作って宣伝用の写真を撮影する・私の日記の推し活(私の日記を読んで「いいじゃん」と言う)
という感じで、私の日記がZINEになるまでには夫の協力がたくさんありました。多分一人だとZINEにはしてなかっただろうな。夫ありがとーう!
文学フリマとは
文学フリマは、文学作品を中心としたフリーマーケット・展示即売会です。小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINEなど、さまざまなジャンルの文学が集まります。参加者の年代は10代〜90代まで様々です。
毎年、全国各地で開催されていて、5/19(日)は東京流通センターで開催されます。今年から入場料が1,000円かかります!(来場される方はオンラインで入場券を買っておくことをオススメします!)
日記をつけはじめたきっかけ
色んなことに興味はあるくせに何をやってもあんまり長続きしない私はもちろん日記も長続きせず。大人になってつけた日記は中途半端なものばかりで日記をつけるために用意したスケジュール帳もノートも全部捨てて手元にはない。小学生の頃夏休みにつけさせられた絵日記は好きだったような気もするけれど、正直全然覚えてない。遠距離中に互いを知り合うために夫(当時はまだ彼氏)とはじめた交換日記だけは今も大切に残してある夫ラブ〜!
そんなこんなで日記から離れていた頃、ぼんやりXを眺めている時に目に飛び込んで来たのが日記屋 月日さんのWS『日記をつける三ヶ月(ファシリテーター:phaさん)』でした。「これは!日記を続けられない私に与えられた試練かもしれない!」と思って速攻申し込みました。WSに参加できるかは抽選次第だったので当たったら日記をつける試練がはじまるのか〜!燃えるわ〜!と思っていたら見事当選しました。そして2023年11月18日からGoogleドキュメントで日記をつけはじめたわけです。
WS『日記をつける三ヶ月(ファシリテーター:phaさん)』について
このWS、おもしろいところがあるんです。どこの誰だか分からない(私、phaさんのこと知らなかった。試練のことしか考えてなかったからphaさんのこと調べてもいなかった……)16人がGoogleドキュメント上でつけた日記を読み合うことができるんですよ。どこの誰だか分からない人が過ごす当たり前の日常が急に飛び込んでくるんです!
2週間おきに下北沢のBONUS TRACKにある本屋B&BにWSメンバーが集まって対話する場も用意されているんだけど、初回の顔合わせは日記をつけはじめてから2週間後。WSメンバーの情報は日記からしか分からないんです。ペンネームだけだと性別すらも分からずとにかく想像するしかなくて、年齢もお顔も住んでいる場所も分からないのにその人の生活だけは知っている。その状況で日記をつけて他人の日記を読み合うことのおもしろさにどんどん引き込まれていきました。ちなみに私は初回の集まりには参加できなかったので、約1ヶ月はWSメンバーのことを知る手段は日記のみでした。その距離感が今はとても懐かしくて、こんな不思議な体験ができたことが私の宝物になってるような気がします。
みんな〜会場で待ってるよ〜〜〜!!!