要注意|これを読んだら島に行きたくなるよ【佐渡島レポ】
上野から新幹線で新潟まで2時間。
さらにそこからジェットホイールで1時間。
「いつか行ってみたい」が数年越しに実現し、
わたしは【佐渡島】へと渡りました。
忙しい毎日でお疲れ気味のあなたへ
心の底からオススメしたい場所。
この続きを読んで、せめて気持ちだけでも佐渡へと馳せてみては?
佐渡島での思い出レポート
では、島での思い出をひたすら書き留めていきます。レッツゴー
(写真もいっぱい貼っていくよ)
① 毎日拝める 海×サンセット
まず、なんといっても島の魅力は、「海」!!
どこに行っても海に囲まれています(当たり前)
海にも山にも恵まれている佐渡ですが、
小さい頃から海だいすきっ子のわたしには、
夕陽が沈んでいく海の姿を毎日見られるなんて、、と
最高に贅沢な日々でした。
はじめて見た佐渡の海は、
沖縄に負けてないんじゃ?と思うほどの透明感
海の底の岩や深緑色の海藻もよく見えます
遠くのあたりでお魚が跳ねたり、
規則正しく打ち返す波をいつまでも眺めて過ごしました
ふと見ると、足元には綺麗な貝殻が流れつき、
まるで幼い女の子のようにあれこれ拾っては
「これがいいね」なんて選んで、お気に入りを持ち帰ってみたり
4月の夕暮れはまだ少し肌寒かったので、
海岸の駐車場に停めた車に戻り、
フロントガラス越しに太陽が沈んでいく最後の姿まで堪能しました。
② 新潟といえば日本酒!「北雪酒造」訪問
わたしにとって欠かせない旅のテーマ「地酒を堪能する」
いくつもの酒蔵さんがある佐渡ですが、
そのなかでも「北雪酒造」を訪問しました。
当日の朝、蔵元に電話をしてみると
「お待ちしてますね~」と快く答えていただき、
醸造の様子を見せていただきました
音楽を聞かせ、超音波を聞かせ(?)、
熟成させている蔵の中に入れてもらう探検ツアーののち、大試飲大会を
蔵の中を案内してくれたおじさまはもちろん、
館内ですれ違うひとがみんな
「こんにちは」と声をかけてくれて、
「あぁこんなみなさんが丁寧に造ってくれてるお酒なんだな」と
ほろ酔いのわたしの心にじわじわと愛情が芽生え、
オススメの酒を聞いてしまったら、もう、わたしの負け。笑
、、、日本酒 ×4本(さらに甘酒も)
お迎えして帰りましたとさ。
こんなに気持ちいい買い物は久しぶりだったな!!笑
③ 島のアイドル?朱鷺「トキの森公園」
佐渡といえば、「朱鷺(トキ)」という鳥が有名です
これではなく。
これでもなく。
この子がリアル朱鷺です。
季節の関係でグレーの羽色だったこともあり
キャラクター化されていたそれらとは若干ちがう気もしましたが、
生きてる朱鷺とご対面することができました。
飼育されている朱鷺に会えるのは、
こちら。「トキの森公園」。
(運がよければ、畑などで野生の朱鷺を見つけられることもあるそう。わたしは会えなかった)
ちょうど数日前に卵を産んだばかりで
ママトキ「さくらちゃん」とパパトキ(お名前失念した)が、
巣の中の卵を交代であたためていました。
(さくらちゃんの旦那は、率先して卵をあたためる育メンとのこと)
朱鷺と佐渡の人々との絆や、その長い歴史については、ここでは詳しく書きませんが、
飼育風景の動画などの展示資料を見ながら
これからも大切に守られ、育ってほしいと願いました。
それと印象的だったのは、
トキの森公園で働いていたみなさんの姿。
「この子、エサ場でごはんをつついたあとは
池で水浴びをするのが日課だから
こっちにおいで!!ここで待っていたら直近で見られるよ!」
と手招きをして、ベストポジションを教えてくれたり、
「これ持った?」と、
折り紙の鶴をアレンジした「折り朱鷺」を
何羽もお土産にと持たせてくれたり(折り方も教えてもらった)、
お別れのときには、建物の外に出て手を振って
見送りをしてくれたみなさん。
こんな優しい人々に見守られる朱鷺たちには、
どうか長生きしてほしいと
自然に帰っても元気で生きていてほしいと
優しい気持ちになれた場所でした。
「つぎまた会えたトキには、広い空の下を
飛んでいく野生の姿を見せてね!」と、
ガラスの向こうの朱鷺にお別れの挨拶をして施設をあとにしました
④ 最強カフェ「しまふうみ」
島での滞在、最終日の朝。
一軒のカフェを訪れました。
今日まで佐渡の人の優しさや、壮大な自然に触れ
「この島、いいなあ」という気持ちが高まっていたわたしが、
「この島、住んでみたいかも」とまで思ってしまった、そんな場所がこちら「しまふうみ」(本当の話よ)
海を望む崖のようなところに建つ三角屋根のお家と、赤色のパラソルが目印
テラス席が最高なんですよ、見てください。
メニューには、カレーやホットドッグなどの軽食や、島の食材をふんだんに使用したスペシャルプレートなどがあり、
佐渡缶に入ったクッキーはお土産にもぴったり。
お天気にも恵まれ、テラス席で潮の香りを微かに感じながら
最高に爽やかな朝を過ごすことができました。
あとがき
仕事を辞めてすぐのこと。佐渡島出身の旧友を訪ねて今回の旅にでました。
佐渡島で出会ったのは、
のんびり流れる時間と、人のやさしさと、24時間さまざまな表情を魅せる大自然
仕事に駆け抜けてきたわたしにとって、心がほぐれるきっかけになりました。
はじめてみる景色も、
ふれあった島人(「しまんちゅ」って沖縄以外でも使ってOK?)も、
毎日、海岸で夕陽を眺めたことも。
「わたしの世界って、こんな小さいモンじゃないな!」
「わたしはまだなんだってできる!」
そんな風に思わせてくれた島パワー。すごい。
「島暮らし、まじでいいな」と
海のそばで暮らす自分の姿を妄想しながら、
日本酒をつめこんだせいでばかみたいに重たくなったスーツケースを引きずり帰りましたとさ
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