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レインボーケーキの話。

カフェに行って、ケーキと紅茶を頼んで、それを食べて飲み終わったら帰る。それが普通だと思っていたのですが、ケーキも飲み物も、その後もう一つずつ頼んでもいいんだということに最近気がつきました。

「いや、突然何の話やねん」なのですが(笑)そういうXなどでつぶやくほどでもないけれど自分の中であった小さな気づきなどを書いてみたいなと思い書いてみています。

ケーキの話に戻りますが、ケーキを一つしか頼まないのは健康的に甘いものを食べ過ぎるのはよくないとか、お金がかかるとか、お店の回転が悪くなるとか、たぶん無意識にいろんなことを考えているのかもしれません。もしくは「普通はそういうもの」と、特に何も考えずそうしているのか。でも、そういう風に勝手に自分で決めてきたルールの中で生きてしまっているのかもしれないとハッとしたんです。

これって別に悪いことでもないかもしれないけれど、なんだか可能性を狭めている気がして。必要が無ければそんなに何個もケーキを食べる必要もないし、他のケーキや飲み物は次の楽しみに取っておいてもいいとは思うのですが、無意識のうちに自分から選択肢を奪ってしまっていないかなと思ったんです。

実際に昨年食べたケーキたち。

例えば、チーズケーキとレインボーケーキとで迷っていて、私はチーズケーキを選びました。一緒に食べた相手はアップルパイを頼みました。相手とシェアしてアップルパイもチーズケーキも両方食べられたので、それで満足していました。けれど、それらを食べ終わった後、相手がレインボーケーキを追加で頼んだのです!そこで私はびっくりしました。でも、最初にレインボーケーキも気になっていた私はすごく嬉しかったのです!!「どんな味だろう?!」とワクワクしました。味の感想は「めっちゃアメリカン!」でした(笑)見た目も可愛いしとてもハッピーな気持ちになりました。ケーキ1つを追加で注文しただけでこんなにも楽しくハッピーな気持ちになれるなら、それは無駄ではないし、新しい発見ができてとても素敵なことだなと思ったのです。ケーキは一つしか頼んではいけないというルールは特にないし、食べたいものを食べたいときに食べればいいだけの話なのに、そんな小さなすぐに叶えられる願いさえ自分に叶えさせてあげていなかったのです。

これはケーキの話ですが、何かをするときにこうやって無意識に自分の可能性を狭めてしまっているかもしれないと思いました。実際に昨年の4月までは「字幕翻訳者にはほんの数人の選ばれた人にしかなれない」と思い込んでいたけれど、字幕翻訳者になるための学校があることを知り、翻訳の勉強を始めたことで、字幕翻訳者はたくさんいることを知ることができました。字幕翻訳者になるのは簡単なことではないかもしれないけれど、昔自分が思っていたよりはなれる可能性は低くないと思います。

今年はそういった思い込みを少しずつでも取っ払って新しい可能性を見出していけたらいいなと思いました。ほんの少しのことがどこにつながっていくかわからない。可能性は無限大!←この言葉、昔とても好きだったのに忘れてしまっていました。(家のトイレの日めくりカレンダーに書いていた言葉)

ちなみにこの話に出てくるレインボーケーキはDEAN & DELUCAでいただきました♪(宣伝とかではないですw美味しかったけど!)

Saki

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