毒親からの離脱物語 ~そもそも年寄りだ~
カウンセリングやセミナー等に行くと、
「親子関係を見直せ」、「インナーチャイルドを癒せ」とか言われるけど
そもそも親は、もう70才。
母は、もう高齢者なんだ。
私は母に褒めて欲しかったし、頼りたかったけど、
そんな事される前に母は高齢者になった。
彼女は自分にとって都合の悪いことは忘れてしまう。
とにかく永遠に喋り続けていて、会話のキャッチボールは成立しない。
価値観の違いを受け入れられない。
(これは若い頃から変わらないけど)夫の悪口を永遠と語る。
そんなババアと必死に関係を見直すことに、そこまで大きな意味はあるのだろうか。
血縁は消せないけど、彼女とのコミュニケーションは老人ホームでのボランティア一歩手前。
コミュニケーションなんて必死にとろうとしたら、介護を押し付けられそう。
私は介護をしない決意がある。
ある意味、親から大切にされなくて良かったのかも知れない。
介護から逃げることに、全く罪悪感を感じない。
むしろ、あの毒親のために自分の人生を犠牲にして介護をする方が、とち狂ってる感じがする。
70才を超えると、もう一般的なコミュニケーションは望めなくなる。
心配なのはお墓問題。
母が早く死んだ場合、大嫌いな夫のその親である祖父母が眠る墓に入るのを断固嫌がるのは分かっている。
母が父より早く死ねば、これまた面倒だ。
父を尻目に別の墓を作るのだろうか。
母が先に死ぬのはあり得ない話ではない。
私がお米5kgをあげても、彼女は1年経っても食べ終わっておらず、何で炭水化物をとったのか聞いたら
「ずっと甘いもの食べてた。」という回答だった。
ぞっとした。
こいつ糖尿病になるぜ。人の善意のお米を食べずに甘いものだけ食べていたことも悲しいけど。
70才越えて糖尿になったら、そんなの長く生きないだろうな。
認知症で長生きされるよりマシ。
もう早く糖尿になってくれと思ってる。幼い頃は、大好きなお母さんだったけど。
これはもう仕方がない。毒親を愛せない。