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「やっちまいな!」
「わたしの一番かわいいところ」の振付はご存知ですか?
SnowManの宮館涼太さんが番組で踊っている姿がかわいらしくて・・プロの圧巻パフォーマンスで初めて知ったのですが・・
TikTokで検索すると、たくさんの人たちが自分のパフォーマンスを投稿しているんですね!
「私も踊ってみたいな・・・ごくり」と、前向きで元気な気持ちを押し上げられるような感覚です。
あくまで想像なのですが、投稿している方々は
「かわいい踊りを見てほしい」
「有名になりたい」
「みんなに注目してほしい」
「流行だから挑戦してみた」
という気持ちが原点にあるのかもしれません。
バズる動画は、視聴者側のニーズに寄り添うのが上手な人だと思いますが、
自分事の動機で挑戦したことが、結果として誰かの気持ちを明るくしているのは事実です。だれかに「挑戦しよう」というきっかけを与えることはプライスレスですから、個人的には学ぶべきことがたくさんあると感じています。
フィットネス業界に入りたてのときは、社会的な大義名分を担いでいました。
原点そのものは変わりませんが、少しずつ「動機」に対する考え方も変わってきました。
たとえば、TikTokのように超個人的な動機「有名になってスポットライトを浴びたい」で何かの仕事を始めたとしても、有名になり、多く稼ぐ人は、結果的に誰かの「不」を解消しています。そうでなければ、そもそも第一線に立つ資格が与えられないことでしょう。。
たくさん稼ぐ人は、多額の納税をしています。所得5000万円なら、所得税だけで単純計算 約1770万円を納税しているのです。。自分のために稼いだとしても、今の仕組みの中では必ず誰かのために役立っています。さて税金の話はおいておいて...
新しい挑戦を繰り返し、経験を重ねれば、いろいろな葛藤があったり、うまくいかないことに煩悶したり。。しかし、悶々とした状況で、人間としての器が大きくなります。いつか解消したい「不」が個人的なものから社会的になり、淀みなく清らか流れが続けば、深みや重厚さを増すのは必然です。長期的に考えれば、結果的に肝要なのは「結果的に誰かの役に立っているかどうかだけ」なんじゃないかなあと。
志すベクトルが大事なのは、どの船に乗るか。
誰と同じ船に乗るか。そのときです。
何かを始めるきっかけは、大層なものなんてなくてもいいかもしれません。
なんなら動機は、いくつかの細かい動機で構成されているのではないかと思っています。
それは、それぞれの比率の問題で姿形が違って見えているだけで。私たちは簡単に脳処理できる内容を好みがちですし、自分でも言語化できず認識できていないものがあるかもしれません。
紆余曲折する中で、動機の比率が変わる。比率が変わることで姿を変える。社会的な動機を高次と前提づけるのであれば、一定の時間軸の中で環境とうまく化学反応が起これば、社会的な比率が高い動機に成長する。
世にいうボディメイクもそう。
「かわいくなりたい」「かっこよくなりたい」というきっかけだって、先々を見れば社会全体のためになります。
偏った領域を除けば、若年のころから、心を含む身体への正しい考え方・知識・意識の土台を築くことができれば、年を重ねたときに生活習慣病や疾病になる確率を大幅に下げることができます。その総和が大きければ大きいほど、結果的に医療費削減に繋がります。
きっかけがAかBかCか。
そこに善悪も優劣もなくて。
ただ、その時の人生観と人生のタイミングの表出なだけで、行き着く先は同じ。感動的なきっかけや動機よりも、感動と出会える生活を紡ぎ続けることの方が圧倒的により良い人生に寄与できているような気がします。
「きっかけは憧れで・・」で、世界中を感動させるようなアスリートがいるように、至極立派な動機を求めなくてもいいから、私たちは挑戦する人の「好奇心」や「個人的な欲求」を認めて、素直に挑戦する行動そのものに目を向けてあげること。そして、たとえうまくいかなくても一時的な失敗を寛容に受け止めてあげるような社会があれば、もっと多くの人達がイキイキとするんじゃないのかな。。ハイエナのように、多くの人が他人の失敗に「ほれ見たことか」と、群がりすぎな気がしてさみしいです。
何かで突出したり、第一線で活躍するということは、必ず誰かの役に立っているということ。さまざまな経験を重ねるうちに、動機も根を深く張り、深みを増していくものだと思うので。
大体、経験量が少なければ、そもそも未来を想像する材料が少なすぎるのです。
まずは、「やっちまいな!」
(THE BOYFRIENDのテホンさんコメント ※わかるひとはわかる)