カーリーケールでドイツ家庭料理の定番!
【自家菜園の食材で世界を旅するシリーズ】
今回は「ケール」です!
北ドイツでは冬の家庭料理として、
ケールと燻製肉などの煮込みが定番です。
こんにちは!
若さと健康を楽しんでいる
旅する仮面の、さきです。
紫色の「ケール」
ケールは昔から日本では「青汁」の
原料として使われていることから、
ケールといえば
通常緑色というイメージですが、
我が家のケールは紫色。
苗を購入するときに、
「緑か紫か」どっち!
となれば、いつも紫を選んでしまいます。
だってアントシアニンを含んでいるのは、
プラスアルファなお得感,
ありますよね。
我が家のケールが ↑
いつのまにかこんなに大きく成長していました!
これは「カーリーケール」という種類で
細かくカールした形が特徴です。
苦味が少なくサラダなどに適していますよ。
ヨーロッパではヒマワリの種や
ヘーゼルナッツ、クルミなどと一緒に
オリーブオイルで和えたものを
よくいただいていました。
油炒めも香ばしく美味しいです。
また、最近日本のスーパーでもみかけるようになってきた
「ベビーケール」は新芽のことで、
柔らかく苦味も少ないので更に食べやすいですね。 ↓
グリューンコール
ケールはドイツ語で
「Grünkohl グリューンコール」。
緑キャベツという意味。
ケールはアブラナ科の野菜で地中海沿岸が原産。
キャベツの原種に近いものだそうです。
しかしキャベツのようには結球はしないんですね。
スコットランド、ドイツ、
オランダ、スカンジナビア地域などの
ヨーロッパの北部、
比較的寒い地方で
ケールは栽培されている冬の野菜で、
キャベツの仲間の中でも
寒さに強いようですよ。
これらの地域はその寒さのため、
葉物の野菜が育ちにくかったので、
ケールのような栄養豊富な葉物野菜は
大変重宝されたのでしょうね。
ケールの豊富な栄養素
冬野菜のケール。
ケールは栄養豊富な野菜で、
ビタミンの含有量は
緑黄色野菜の中でもダントツ!
ざっとこんなにたくさんの栄養素が
含まれているスーパーフードなんですよ。
「野菜の王様」と称される所以です。
ケールと燻製肉の煮込み
ところで、
ドイツには「カッセラー Kasseler」
という豚肉の燻製があります。
最初塩漬けしてから燻製にするもので、
ケールやキャベツなどと一緒に
オーブンで焼いたり煮込んだり。
これが北ドイツの冬の家庭料理の
定番なんですね。
この料理によくケールが
使われるんです。
調理法はいたって簡単で
・細かく切ったケールと
・みじん切りのじゃがいもと玉ねぎを軽く炒め、
・燻製肉とひたひたに浸るくらいの水を
入れて煮込むだけ。
燻製肉はすごく塩気が強いので、
塩を入れず煮込んでも
ちょうどいい加減になりますよ。
ソーセージやベーコンとの煮込み
ただ燻製肉は日本ではなかなか
手に入れずらいですので、
ソーセージや厚切りベーコンを
用いても美味しいですね。
とても迫力のある
ドイツらしい見た目の
ケールと燻製肉(ソーセージやベーコンも)
の煮込みですが、
味はとても優しく、そして素朴で
滋味豊かな家庭料理なんです。
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