フランスのフロマージュ・ブラン

フランスのホテルの朝食に出ているのは
ヨーグルトではなくチーズです。

こんにちは！
旅する仮面の、さきです。

朝食で出ている真っ白いもの

たいてい大きなボウルに
入っている真っ白なもの。

きっと水分の少ないギリシャタイプの
ヨーグルトと思い込んで、
召し上がっている方が多いと思うのですが、

あれはヨーグルトではなくチーズなんです。

フロマージュ・ブランとは

「フロマージュ・ブラン fromage blanc」
というフレッシュなチーズ。

熟成されていない生チーズのことなんですね。

フランス語で
フロマージュはチーズ、ブランは白。
白いチーズという意味。

フランスのホテルの朝食では、
このチーズが必ずと言っていいほど
出ています。

ギリシャヨーグルトと
見た目も味も似ていますから、
何の疑いもなく召し上がっていらした
のではないかと思います。

発酵が止まっているものなので、
ヨーグルトほどの酸味がなく、
生クリームは入っていませんので、
こってり感はなくあっさりです。

またフロマージュ・ブランとは
牛の生乳で作ったチーズの名前で、
これが羊の生乳ならフィッセルチーズ
という名前になりますよ。

脂肪分が０％から４０％のものまであり、
０％のものはフランスでは赤ちゃんの
離乳食として使われてもいるようです。

タンパク質凝固剤を入れて
生乳のたんぱく質と水分を分離して、
専用型に入れて水分を抜いていく
という作り方。

塩味のディップとしても

朝食ではドライフルーツや
ハチミツなどを合せて、
ヨーグルトのようにデザートとして
いただくのが普通ですが、

オリーブオイル、塩、胡椒、
ニンニク、ハーブなどを合わせたら
野菜やパンのディップにもなりますね。

ヨーグルトは出ない？

では、ヨーグルトは朝食には
出ないのかといえば、、、

ちゃんと出ていますよ。
たいていカップ入りで。

発酵したものがよろしければ、
ヨーグルトも召し上がっていただくことを
お勧めします。

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