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大好物の鮒ずしを食べる自己投資

2月末に滋賀県長浜市に行きました。

長浜というよりか琵琶湖名物の一つで自分が好んで食べるものに鮒ずしがあります。お寿司というと酢飯の上に新鮮なさかなの切り身を載せるというイメージですが、鮒ずしは違います。

鮒ずしは発酵食品です。魚を米と塩で漬け込んで作るものです。その始まりは奈良時代までさかのぼるそうです。保存食としてこのような形がとられたと考えるのが正しいのかもしれません。魚の鮒は琵琶湖産ニゴロブナが使用されるとのことです。

鮒ずしは非常に臭いのある食品です。換気のいいところで開封しましょう。

鮒のまわりに発酵した米が付着しています。米をどけてみるとこんな感じです。

鮒の発酵が進んでいます。米の部分を食べて見ると乳酸のような酸味が口に広がります。ちょうど黒酢を飲んでいるような感じで、身体にこの酸味が浸み込み元気が出てきます。

中はこのような感じになっています。ちょうどニゴロブナの卵がたくさん詰まっていました。身の部分は発酵の際に溶けてしまっているかも。

(お茶漬け写真)

食べ方としてはそのまま食べるのが1つ。その他簡単に食べるにはお茶づけにすると言う方法もあります。白いご飯に鮒ずしを何切れか載せて、お茶をかけて食べるという食べ方です。

その他、サンドイッチにして食べるというのもあるとのこと。そういえば世界一くさいスールストレミング(塩水漬けしたニシンを発酵させたもの)もパンにはさんで食べるそうです。

焼きたての自作パンにチーズ、レタス、きゅうりをのせて、最後に鮒ずしと発酵した米を一番上にしてサンドイッチにして食べました。

鮒ずしや発酵した米の塩味が効いて上手にマッチングしました。美味しく食べることができました。

発酵食品なので、納豆のように臭いが立ち込めるということがありますが、たべることでその良さが腸から身体に染み渡る食品だと個人的な感想を持っています。(個人的って書かないとだめらしいww)

総括ですが最近「腸活」という言葉が流行っています。不健康な生活を改めるべく、身体にいいと思う発酵食品を日々の食事で取り入れていくことはこれからの人生大事になってきます。
食生活の改善によって健康を維持すること。それにより65歳まで働くことができる身体づくりを行っていくことが今の自分にとって自己投資だと考えます。




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