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国を超えて活躍する人事って何だろうか。

今月末からいよいよ大学院のコースが始まる。

本来であれば希望に溢れる時期のような気もするが、大学院を修了した後、ロンドンで人事として職を得ることは出来るのか。。という不安が大きくなってきている。(今更かよっ!)

きっかけは、こちらの求人状況などを探っておこうと、現地の人材エージェントとの面談をした事であった。

彼女(エージェント)に指摘されたのは、特に人事の仕事は外国人の採用はかなり少なく、ローカル(英国人)で英国の人事労務の知識に長けたネイティブを取りたがる傾向にあるという、まあ言われてみれば当たり前な事実であった。

人事の役割はその地域の労働法や雇用慣行に基づいて、会社のバリューやら、経営方針やらを組織や制度づくりで実現していくものだから、当然土台になる労働慣行を熟知している事は求められるだろう。

更に、従業員のいざこざやデリケートな問題に対処するような役割を担う場面では、共感や信頼を得やすいのはローカルのような気もする。

そうなると、「ローカル同等」の人事・雇用知識を身につけただけでは、分が悪そうだ。

では、自分のような外国人が人事の仕事を得るさためには、どのような方向があるだろうか。

案① 人事の中の特定の専門分野を磨く

現地労働法とは比較的関連の少ない分野を深める、人材ニーズが上がっている分野を磨くなど?

→ 人事業務が機能ごとに棲み分けられている、ある程度規模の大きな企業のイメージ

案②  外国人ゆえのスキルを活かす

日本語、日本的カルチャーや雇用慣行の知識が活きる業務

→在英日系企業、日本を市場としている企業のイメージ

案③ 大学院の研究の中で繋がりを作る

コースのプログラムの中には企業と共同研究を行うものもあるらしい。

→ まだ詳細不明

案④経験と求人要件をうまく関連づける

日本の人事はひと通り経験し、何かしら繋がる経験はあるはず。ヨーロッパは経験ないけど、アジア統括本社からの各国支援、域内統括をしたことは、多少国を超えての人事業務経験として繋がるかな。

→どんな求人出てるかもうちょいリサーチ要

なんとまあ、浅いアイデアしか出て来ない。。

イギリスに来てから半年、受験に向けてとにかく走って来て無事入学にはこぎつけたが、まだ自分の1年後が想像できていないことに愕然している。(今更!)

自分はなぜ人事を続けたいのだろうか。。

国に関係なく活躍できる人事ってどんなスキルを持っているのだろうか。

イギリスという労働市場の中での私のEmployabilityをどうやってこの1年で高められるだろうか。

これから研究テーマを決めて深めていく事になるが、将来にどう繋がるかもよく意識して勉強&経験値積んでいきたいところである。けど「自分がやりたいこと」には素直でありたいとも思う。バランスですな。

まぁ、仕事を辞めてイギリスに来たことを後悔しても仕方ないし、悶々と考えていても前に進まないので、これからも走りながら考え続けることにしよう。

あとは高い学費を払っている学校のキャリアセンターのサービスを使い倒して、よくこちらの就職活動を理解しよう。

そして、ビールの力も借りてリラックスしよう〜

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